表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/48

第六話 悪巧み

「ほうほう、この青年は魔女を退けたのか。それも我が大陸の中で最も重要とされる要塞都市クラムボンを落としかねない実力を有した物を。なるほど、これは随分と凄まじい実力者のようだ。」


「そうですなあ。確かに実力者と見て間違いはないでしょう。であれば、褒賞はどうするかという問題がありますね。」


「ふむ、やはりクラムボンの重要拠点などに入る権限などでいいのでは?」


「確かに。一般人にとってはこれ以上ないほどの名誉であろう!それでは、そうすることで今回の評議会は決定したいと思うが如何かな?」


「「「「意義なし!」」」


そうしてロムルスが奇しくも一番求めていた権限を西方大陸を収める12人の評議員たちは軽い報酬のつもりで渡してしまったのであった。


その頃時を同じくしてロムルスとモルガンは茶会を楽しんでいた。


「はあ、正直言ってあまり貴様の考えは理解できんぞ。」


「そうかい?結構簡単だと思うんだけどなー」


「そもそもが話、貴様が今回求めたのは死体だったわけだが。なぜ死体が必要になってくる?我とお前さえいれば十分だろう。」


(どうしよう、なぜだか知らないけどめちゃくちゃ拗ねちゃってる・・・何かしたっけ?)


わからない。僕は彼女に何かをしたわけでもないのだが・・・とりあえずなぜ死体が必要なのか一応説明しておこうかな・・


「まあ、なんで必要なのかは死霊術師の性質にも関わってくるんだけど。モルガン、君が一番恐れる軍隊はなんだい?」


「我が恐れる軍隊か・・正直言って存在しないと言いたいが流石にそうもいかんか。ありうるとするのなら不死の軍団といったところか。いかに我とて物量で押されれば流石に魔力も切れる。何せ倒しても倒しても時間経過と共に復活するのだからな。」


「うん、そうだよね。だけどそれには一つだけ問題もある。聖属性だ。あれはまさに死霊たちにとって天敵といって過言ではない代物だからね。だからこそ、通常は不死の軍団は作れない。通常ならば、ね。」


「どういう意味だ?」


その言葉を聞いたモルガンは怪訝そうな顔をしてこちらを見る。


「うん、やっぱりモルガンはかわいいね。」


「馬鹿みたいなことを言ってないでとっとといえ!」


「ありゃりゃ、怒られちゃったね。まあ僕が持っている『黒天鍵(アーク)』あっただろ?あれには光属性吸収の効果があるからね。しかもそれは所有者にも直接付与されるから僕の肉体の一部とも言える血液を死霊たちに吸収させたらどうなると思う?」


「はっ、正直言って貴様と相手するソロモンがいっそ可哀想に思えてきたぞ。まあ、楽しみではある。

それよりも、なぜあそこを狙うのだ?いくら特殊なものが地下にあるといえども、城塞都市を落とすのは不死の軍団でも少し難しいのではないか?まだ戦は貴様も慣れていないだろうし。」


「うん、確かにそうだね。だけど僕としては・・・いやこれはまだいうべき時ではないね。うん。悪いけどまだ理由に関しては秘密かな。ごめんね。」


それを聞いたモルガンは少し怒った雰囲気を出しながらも、言った。


「まあいいだろう。だが、せめて何がしたいのかはきちんと言って欲しいものだ。仮にも我らは、その、運命共同体というやつなのだから。」


「・・・・・・・・・ハハッ、似合わないね。うん、でも確かにそうだね。わかった、これからはなるべくいうようにするよ。改めて、よろしくねモルガン!」


そう言って僕はモルガンとさらに親睦を深めることができた気がした。

まあ、今ロムルスが作ろうとしているのに関していうのなら実は二つあるんですが・・・そこら辺はまあ、おいおいで。あと言っちゃああれですが、評議会の連中は基本自分たちの権益しか考えてないです。まあそれでもうまく言ってたから政治に関してはまあまあ上手い方です。

この作品が面白いと思ったのならば、感想と評価などもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
モルガンちゃん嫉妬してツンツンデレデレしてるねぇ〜(ニヤニヤ)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ