33話
「おかえり〜たわし風呂にする?たわしご飯にする?それともな・ま・た・わ・し?」
「やめろぉぉやめてくれぇぇ!!」
「ほぉらたわしよ〜どんどんいくわよぉ」
「いやぁぁぁぁぁぁ」
ゴシゴーシ
ゴシゴーシ
ゴシゴーシ
はっ!何だろうものすごくイヤな夢を見てきた気がする。ガチムチのおっさんがマイクロビキニを着てたわしを抱えながら近付いてくる夢を見ていた気がする。
ゴシゴーシ
ゴシゴーシ
ゴシゴーカチッ
まさかお前に助けられるなんて思っても見なかったよ
バカにしてすまなかったな、これからは少しだけ大事に保管するよ
さて、どうするかなぁリムは昨日の別れ際に用事あるから数日離れるって言ってたし
そういえば商人ギルド行ってなかったから商人ギルドでも行くか売れればいいけど
とりあえず歩いてるけど改めてみるとホントにすごいよな
基本的に高くても2階建てまでしかないし、ほぼ木造で出来てる
それに露店もかなりあるなぁ日本では見ない光景だから何か感動するな
もし、商人ギルドで売れない場合は露店もありだなたわしなんぞ買う人居るか分からんがな
っとあれが商人ギルドかとりあえず入ってみるか…パタン…間違えたかな?
看板には何度見ても商人ギルドって書いてあるな
ミニスカート履いたムキムキのおっさんがいた気がするんだけど気のせいだよな
「あらぁ坊や商人ギルドに用事かい?」
気のせいじゃないようだ
「………いえ何でも無いです。ホントに何でも無いです。」
「そんな事言わないでこっちおいで」
ちょっ!手を引っ張るな!え?力強くね?いやぁぁぁぁぁぁぁ
「それで何しに来たのかな?」
なに、拷問でも始まるの?
「はぁギル可哀想だからそこまでにしとけ」
「やらせたのはてめぇだろうが、ってすまねぇなこの格好は俺の趣味じゃねぇから安心しなちょっとした罰ゲームだ」
そのちょっとした罰ゲームがトラウマになりかねんからな!?
ん?また何かゾクッとしたな
「ちなみに俺はギルバートでここの副マスをやってる、そんでこの腹黒男はソニアだ」
「腹黒だなんて思ってもない事行っちゃって、俺ほど優しい人なんて居ないよ?富竹君もそう思うでしょ?」
名前なんて名乗ってないぞ、どうなっている?
「すまんな、こいつの悪い癖だ許してやってくれ」
ん?どゆこと?
「コイツは鑑定と看破持ちなんだ、それで毎回新人に向けて反応を楽しんでるんだよ」
「ギルもバラさないでくれよ、つまらないだろ?」
あーうん腹黒だわコイツ
「君も『な、なんで名前を知っている!お、お前は何者だ!』くらい反応してくれてもいいんだよ?ね?ね?」
「いや、さすが…「ね?」に…」
おい被せて来たぞ
「ね?ねっ?ね!」
「オ、オマエハナニモノダァ」
「やり直し」
やり直し?!
「ソニア…そのへんにしとけ…」
あれ?俺何しにきたんだっけ




