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とんでもないめぐり逢い
馬車が動き出してから、子息と騎士から紹介を受けた。子息はニコラス、騎士の名はアルフォンス。ニコラス様は騎士のこと「アル」と親し気に呼んでいる。その可愛らしい姿も相まって、昔のルイのことを思い出す。何をするにしても、「お姉ちゃん」「お姉ちゃん!」と呼んでは付いてきてはで、生まれたての雛みたいに後を付いてきていた。そんなルイが反抗期…合法的にルイの傍にいられるといって、気を抜かないようにしないと。
そう思っていると、前世の記憶が、もやもや…なにか思いだしそうな感じがしてくる…
不意に、視界が真っ白になったのかと思えば、見慣れたゲーム機の画面が見えた。
『私は、君が好きだ』
『…え?』
『君はルイのことが好きなのだろう』
ルディアの手を取り、自分の手と重ねる。こんなにも小さい手が、自分たちのことを守ってくれていたのだ。
『けれど、私は君を守りたい、共にありたいと強く願ってしまう』
…ん?このシーンは…
はっとすれば、先ほどまでいた馬車の中。…白昼夢でも見ていたのだろうか…いや、違う、思い出したんだ。
この子…第二王子だよ!!!!




