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第二十四話 そういうとこは偉い
翌朝。
宴の疲れなどなかったように、友政は平然としていた。
澪に向かって言う。
「お前は飲まんでええ」
「何で?」
「弱そう」
澪は吹き出した。
しばらくして、昨夜のことを思い出す。
下戸の家臣を庇ったこと。
若い兵の代わりに盃を受けたこと。
相手が恥をかかないよう、何でもない顔をしていたこと。
澪は何気なく口にした。
「人を庇うとこ、結構好き」
友政の耳が、少し赤くなる。
「……」
けれど澪は、それに気づかなかった。
ただ、笑っていた。
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翌朝。
宴の疲れなどなかったように、友政は平然としていた。
澪に向かって言う。
「お前は飲まんでええ」
「何で?」
「弱そう」
澪は吹き出した。
しばらくして、昨夜のことを思い出す。
下戸の家臣を庇ったこと。
若い兵の代わりに盃を受けたこと。
相手が恥をかかないよう、何でもない顔をしていたこと。
澪は何気なく口にした。
「人を庇うとこ、結構好き」
友政の耳が、少し赤くなる。
「……」
けれど澪は、それに気づかなかった。
ただ、笑っていた。