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フルダイブ・テストプレイヤー「勇者に訪れる161の結末」  作者: 虹鳥
仕事、第7週目

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エンディングリスト No94・No113

今回の週と次回の週前半は買い物の関係上、文章がいつもよりも短くなる可能性が高いです

仕事7週目……

12月に入って非常に寒く厚着が必須の時期

今日もクラインフライカンパニーで仕事をすることになった

今週からいつも通りだからか板橋さんのみになっていた


「(おはようございます)」

「おはようございます」

「(風林さんは?もうダイブ装置の方に行っているのですか?)」

「はい、来週からは2人でお出迎えしますか?」

「いえ、風林さんがどこにいるか気になっただけですので大丈夫です」

「分かりました」


そう言いながらエレベータに乗り、ダイブ装置の方へ向かって行く

と、板橋さんが何か話しかけてきた?


「あの、聞きたいことがあるのですが?」

「(どうしましたか?)」

「知っている前提で聞きますが、あなたに殺し屋がついていることは……」

「(ええ、この前に新田包海さんから話しかけられました)」

「やっぱりそうでしたか……

実は社内で『2人が付き合ったんじゃないか…?』ってウワサが広がっていました」

「(え?)」


悪事千里を走るってことわざはあるけど、悪事ではない普通にこういった噂もすぐに広がってしまうものだ、けど普通に尾ひれがついている気が?


「(正確にはちょと違います)」

「あ、やっぱりウワサでしたか?」


俺は、この前に新田包海さんに会ったことに関して『詳細』に説明した

正確には付き合ってないこと、告白を受け取ったけど俺からしてみたら会ったばっかりで

時間をかけて互いを知ってからまた答えを聞くと話したこと言った


「……凄いですね、まさか殺し屋から告白を受けるなんて」

「(俺も本当に驚きです、けど真剣に向き合っていきたいです)」

「お幸せな結果になれることを願いますね」

「(ありがとうございます)」


そう話している内にエレベーターがたどり着き、着替えて準備を一通り済ませたのちに

「よろしくお願いします」の言葉を交わして7回目のフルダイブへ


…………


目が覚めるように視界が明るくなって、いつもの家

上体を起こした後はペットを撫でてモフみを堪能し

ラジオ体操を行った後に「ピコン」と通知音がした

紫の頭をつついてチャット欄を開く


カイザン>6日目96ED到達

7日目の時にやる事リスト

・前哨基地で売ってあるアイテムを試していく

・超ウルトラ(略)料理の使い方(店を出たら視界の真上に時間制限が見える)(名前が長くてウィンドウをはみ出す)

→全部で9か所+1の内1つ試した

→2つは魔王城

→6つは戻った所

→→2つはメチアツ火山とメチサム氷山か?

→+1は消費期限切れ(多分死ぬ)

・金の竪琴の使い場所(名前がギュとして小さくて読みにくい)

→全部で12か所の内1つ試した

→2つは魔王城

→1本は船

→1本は山の間の神殿?

→7本は戻った場所

・絶対零度の証と灼熱地獄の証を使う場所

→魔王城の上の方…最奥地?を指していてどっちも魔王か?

・自己啓発本

→ラストエンドにするために最後に回す

・店の物でエンドを迎えた後に、10時の方向にある転職相談所でエンドする

・エンドに到達しそうな特殊な人を見かけたら殺害してみる

※魔王城は本の以外の前哨基地で出来ることをほぼ済ませてからにする

メモ※噴水広場から見て9時に船着き場、12時に魔王城、10時に転職相談所、11時に薬屋とカジノ、1時にお店、2時に冒険者ギルドがある

研究員板橋>おはようございます、本日もよろしくお願いします!

カイザン>よろしくお願いします


さて、本日も始めることになったけど……けど


「(先週の始まりもこんな感じに多くなかったっけ?)」


でもあの時はギルドで依頼をするとか、品物を調べるとか書いたけど

今回は「買い物をして試す」と「転職相談所に行く」の交互で普通にルーチンワークに近いことになりそうだ

そんな日になるって先週も思ったしな?

まあ、早めに仕事を終わらせるってのもアリかもね


まずは家を出て3倍速に、最初から3倍速で大丈夫だろう

王城を通り抜けたら草原から獣道へ行く

いきなり洞窟へは行かずにショキの森へ行きキノコを念のために3本採取

そしてダイナマイトを取って廃坑を貫通、この時点でアイテムがパンパンだからウギャアアアエンドにならないようにしないと

廃坑を抜けたら、脇の道へ行き超大海原の港へ

10倍速にしたら大きいブリッジの方で箱の中に入って密航をする

前哨基地にたどり着いたら噴水広場にたどり着いて1時の方向へ行く

前哨基地アイテムショップにたどり着いたら、等倍にする

よし、順調にたどり着いた、ウォーミングアップも無しに今週初めてだったけど普通にトラブルもなくたどり着いた


…………さて、本当にどれからにしようか?

もう一回「チャット」を開いて確認する

超ウルトラ以下略は魔王城側を除くと7個

金の竪琴以下略は魔王像側の除くと9個

超ウルトラは30分の消費期限があるが金の竪琴の方が数が多い

30分あれば一応、山の方も砂漠の方も何なら自宅も行ける……あくまで体感だけど

でも、それは先に必要アイテムのヤスラギ湖アイテムショップの持っていなかったら間に合わないだろう

例えば「メチアツ火山で使うことを知る→耐火スーツをもってないから買い物をする→メチアツ火山に行く」って過程を挟んだら絶対に間に合わない

前もってスーツや水筒を持って行かないと多分店員に殺されるであろう

取り合えず、エンド数の多い金の竪琴を持って行くことにしよう

それでどこにあるかを目星付けしていくことにしよう


「(だったら家でまずは試していくことにしよう、そこから線を見てたどっていけばいいか)」


そう思いながら店内に入る


「あ?客か

いらっしゃい、欲しいものがあったらアイテム3つと交換してくれ」

「(今週はお願いします)」


そこで金の竪琴を選択して、森のキノコを3つ交換する

ダイナマイトが残ったけど、使い時になったらこれをヤスラギ湖の買い物で使うことにしよう

そう思って金の竪琴を持ち、帰宅へ向かう


店を出たら10倍速にして、噴水を通り船の方面へ向かって密航をする

超大海原の港にたどり着いたら、3倍速にして引き返す

廃坑を通っていき獣道へ、草原を通って王城を通り過ぎたら家の前で等倍にする

等倍にしたことを確認したら室内に入る

家の中は動物たちがいて、不思議そうにこちらを見ていて可愛らしい

ちょっとエンディングに入らないぐらい撫で回ったら、金の竪琴を使用する

相変わらす字が小さいけどツッコまないでおく

そうして線が伸びて……ん?


(あれ?普通に引いた……もしかしてウッカリエンディングに入っちゃった!?)


身体の自由が動かなくて独り言筆談ができない!?

ちょっとまって!何をする気なんだ!?

何を弾くつもりなんだよ!?

と聴いていると、前哨基地で使ったようなオルゴール見たいな音ではなくラッパ調の不思議な音色が響いて……俺の体が勝手に動く!?

なんだ!?と思うと、ペットたちが起きて俺の前に待機する、俺は腰の方からどこからともなくペットフードを取り出すと、目の前にかけていく……?!

それらを3匹ともいっぱい食べていく……犬猫兎って違うのに同じ餌で大丈夫なんだろうか?

3匹とも幸せそうに全部食べたら、俺はなぜは土下座を通り越した土下寝をすると、3匹とも頭の方に手を当てて来た、肉球や爪の心地いいかも……と思う感触を感じているとエンディングに入っていく

え?本当にどうゆう事なんだ?


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No94「勇者は動物たちの夢を見るか?」


勇者に疲れたカイザンは金の竪琴を自宅で鳴らした

すると、ペット達と立場が逆転することに!?

なすがままにペットの為に尽くすカイザン

皆でベットに入ってあったかくおやすみなさい!

奴隷みたいだけど、カイザンも永遠に幸せになったよ!

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…………アレ?おかしいな?なんか、ペットを撫でまくったエンドみたいな内容になってないか?

アッチもペットの奴隷になった気がしたんだけど?

でもアレか撫でた方は主体性のある奴隷だけど、こっちは強制的な奴隷って奴か

どっちにしろ幸せだしいいか


「(って、動物がカワイイのは事実だけど本題はそっちじゃない!!)」


まさか、ここで使ってもエンドに入る地点だとは思わなかったよ!

週初めだからか気を抜いてウッカリしてしまった!

……まあ来々周に改めて調べてみよう

いつものルーティンはとんでもない事でも起きなければ今週で済ませたいし


家を出て三倍速にする

王城を通り抜けて脇道へ行き獣道前でダイナマイトを取る

壁を壊して廃坑を通り抜けて脇の方角へ

超大海原の港で10倍速にして大きいブリッジの箱に

前哨基地にたどり着いたら噴水を通り10時の方向へ

転職相談所前で等倍にして入っていく


「勇者がここに何の用なんだ?勇者って職業ならここに来るメリットはないぞ?」

「いらっしゃいませ!

どのような職業に転職希望ですか!?」

「(お久しぶりです、今週で終わるかもですがよろしくお願いします)」


ショウさんとヒュウさんと合って挨拶、今週でここを完了させたい


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勇者を辞めて転職しますか?

「はい」               「いいえ」

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はいを選択、確か前回は吟遊詩人で色々と吟じて終わったんだっけな

その次は……


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何に転職しますか

「格闘家」「魔法使い」「大剣使い」「暗殺者」「盾使い」

「弓使い」「僧侶」「猛獣使い」「死霊使い」「商人」

「槍使い」「吟遊詩人」「精霊使い」「竜使い」「農民」

「転職相談所」「冒険者ギルド」「薬屋」「演劇団」「ディーラー」

「思い直して勇者を続ける」

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「精霊使い」か、このファンタジー職業には○○使いって複数あるけど、この精霊使いはどういった精霊を使うんだろう?

精霊でもいろんなタイプがあって、代わりに戦ってくれるのもいれば一時的に凄まじい力を使って去るのもいる……ちょっと猛獣使いとは似ているけど、聖霊は結構な上級職なイメージがあって舞台となった作品とかでも「精霊と出会った事すらない」って一般人が多い事があるからカジュアル寄りな猛獣使いとは違って限られた人しか使えない感じだ

美人精霊とハーレム!って作品はあるけど、俺は親友の影響で人とは違った姿の精霊の方が好みだ

創作とかでも精霊と行動を共にするとなれば……それも仲間とともに行動するとなって友情を育むこともできて結構楽しい戦いになる

読んできた作品を見た感じ仲間思いキャラとかになりやすいだろう


そう思いながら「精霊使い」を選択する

世界が一旦消滅して再構築

一週間ぶりになるこの光景はワクワクする気持ちもあるから結構好きだ

視界が見え行くと場所は森、今回は戦うことになりそうだな?

自分の格好を見てみると、思った以上にファンタジーのカジュアルそうな恰好をしており

動きやすそうに布の服に胸当てと膝当て肘当てがあるスタンダートな恰好、強いて違う所は胸当ての内側に何か正八面体のクリスタルのような物がカラフルに複数置いてある


「(このクリスタルが、精霊になるのかな?)」


媒体を用いるスタイルのようだ

そう考えていると目の前にカカシが出てきた


「(とりあえずは練習できそうだ)」


今週初戦闘だ、いきなり魔物ってなるとちょっと心配だったけどこれならゆっくりと練習できそうだ

でも、このクリスタルをどう使えばいいんだろう

取り合えず1つ手に取って、差し出してみる


………なにもかわらない?


いや、何も考えなかったのが悪かったのかもしれない

だったら……と取り出すような感覚をしてみると、中か光が溢れる!?

なんだ!?爆発するのか!?でも手を離せない!

と思うと、出てきたのは……精霊というか妖精だった

あの、植物のような衣装を身にまとっている迷いの森の奥にいたあの妖精だ!?ってことは精霊だったのか?!

いや、普通に茶会エンディングに妖精と書かれていた気が……まあいっか


ちょっと操るように動かしてみると、自由に動ける

ゲームでキャラを操作する感じで結構楽しい

そのうちカカシの前に運んで行き攻撃するように脳内で考えてみると


「(おお!?風の刃を放った!?)」


ワンボタンで攻撃できるように結構手軽に放てる

精霊の背後に合わせるように動けばTPSゲームの気分で結構楽しい、しかも割とクールタイムが無く乱射できる

カカシは真っ二つに斬れて行ってサクサクと斬れていった

カカシを絶滅させていくと、今度はジェリーコが大量に出てきた

何となくもう1つ胸にしまっているクリスタルを出して使ってみると、もう1匹召喚できた

1度に2体の操作は……って思ったけど、おんなじ動きをするからそんなには問題なかった

ジェリーコが散りばめられているような形になっていたけど、精霊2人の攻撃の速さのおかげで一掃するのが楽しい

そのうちジェリーコの殲滅を完了できて、ちょっと自分の近い所に呼ぶ

ぱっと見だと、普通の子供よりも小さく性別が中性的な様子に見える

俺自身はそういった趣味は無いけど可愛らしいような外見だ

今回の戦いに頑張った褒美として頭を撫でているとエンディングに入っていく

もうちょっと戯れたかったな……


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No113「契約書は1体につき最低100枚です」


勇者をやめて精霊使いになったカイザン

小さな精霊からと契約を結ぼうとしたけど

契約書の数が滅茶苦茶多すぎる!維持費に攻撃の有無に何をするかとか

生活に食事に衣食住に、日常ではどうして欲しい……etc.

うわあああ!?この数は無理ゲーだ!引退してふて寝しました!

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…………そんなに多かったのか?やらなければならない契約書の数

俺が見たことある契約シーンって、まず精霊の所にたどり着いたら

戦うという形で力を示して、そして契約と言う形で力を借りたりする

って内容だったけど、そんな100枚ってどんな事をしたんだ?

エンディングに書いてある一覧でも想像つかないんだが!?

精霊は精霊で文明が人間と違い過ぎるし人類未踏レベルの知識が必要とか?

…………あまり考えすぎたら頭を痛めてドクターストップで今日の仕事が終わってしまいそうだからこれ以上は考えないほうがいいだろう

うん、そうしよう


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