↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
そらいろの おうじょさま  作者: 戦徒 常時


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2/4

空色の王女様(漢字で読みたい方向け)

 昔々(むかしむかし) あるところに


 空色そらいろ王女様おうじょさまがいました




 王女様おうじょさまは いろんな色の ふくを もっています


 あか しろ 黄色きいろ


 桃色ももいろ 紫色むらさきいろ そして あお


 いろんな いろの ふくっています




 しかし 王女様おうじょさまは 自分じぶんで ふくを えらべません


 毎日まいにち 毎日まいにち 何回なんかいも お着替きがえを します





 朝早あさはやくには むらさきふく


 そのあとすぐに あおふく


 が かたむけば オレンジのふく


 うみに ちれば みどりふく


 そのあとすぐに くろふく




 それだけでは ありません


 あめは ねずみいろ


 くもりのには しろふく


 あらしよるには 黄色きいろふく




 王女様おうじょさまの ふくは いつも


 おつきのばあやが せています




 おつきのばあやは うのです


王女様おうじょさま 今から しろふくを てください」




 でも 王女様おうじょさまは あおふくが きなのです


 ある ついに 王女様おうじょさまは いました


いやよ ばあや わたしは あおふくを るの」




 王女様おうじょさまは そのまま


 大好だいすきな あおふくだけを って


 立派りっぱなおしろを して しまいました




 ばあやは いきなりのことで びっくり仰天ぎょうてん


 こしって うごけなくなって しまいます




 こうして 王女様おうじょさまは おしろを 


 すことが できました





 王女様おうじょさまは はじめての おしろの そと


 たのしくて仕方しかたがありません




 あおそらしたで まちひとたちが


 たのしそうに おどっています


 街のどもたちも うれしそうです




 王女様おうじょさまには 全部ぜんぶが 新鮮しんせん


 きらきら ひかってえました





 なにより 自分じぶんで えらんだ あおふく


 はじめて えらんだ あおふく


 一際ひときわ ひかって えました




 王女様おうじょさまは 一日中いちにちじゅう お外であそびました


 そして 気付きづきました


 そらが おかしいのです




 そろそろ な 夕日ゆうひが えるころなのに


 そらは よくれた 青空あおぞらのまま


 気温きおんも たかくなりすぎて


 大人おとなどもも いえに こもります


 あれだけ にぎやかだったまち


 いまは ひっそりしずかです




 王女様おうじょさまは こわくなって


 いそいで おしろに かえりました


 そらが おかしくなったのは


 きっと きちんとお着替きがえを しなかったからなのです




 おしろに帰ると ばあやは ほっとした顔で おむかえしてくれました


 王様おうさまのおとうさんも 王妃様おうひさまのおかあさんも 一緒いっしょです


 王女様おうじょさまいました


「ごめんなさい これからは ちゃんとお着替きがえするから」




 王女様おうじょさまは いそいで あかふくに 着替きがえます


 すると そらは すぐに 夕焼ゆうやけにまり


 王女様おうじょさまが くろふくに 着替きがえたら


 いつもの すずしい 星空ほしぞらが もどりました


 


 それからというもの そらが おかしくなったことは


 一度いちども ありませんでした




 あるのこと いつものように 王女様おうじょさまは います


わたしは 明日あしたも 空色そらいろの ふくを る」




 そして 王女様おうじょさまは あなたをみて います


「あなたは 明日あした 何色なにいろの ふくを る?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。