【ネタバレ注意!】解説31~35
本章は創作意味怖31~35本目までの作者意図となります。
ネタバレになりますので、自身で考えたい人、先入観無く読みたい人はブラウザバックを押していただくのがよろしいのかな?と思います。
また、あくまで作者意図であり私の解釈なので、これ以外の解釈が不正解と言う意味合いはございません。
よろしければ↓にスクロールしてください。
31 発明博士
「やあ、みちこちゃん!
今日は博士と君のママ
あ、わしの奥さんとの馴れ初めについてじゃ」
「はい、パパ」
「実は君のママには将来を誓った恋人がおったのじゃが、そんなさよこちゃんにわしは一目惚れしてしまってのう…」
「ママの好きな人?」
「そうじゃ
だけどのう、わしは諦めなかったんじゃ」
「うん、それでそれで?」
「や、やっぱやめじゃ!
これ以上はやっぱり言えんわい!」
「えー!
パパから始めた話なのに!」
「とにかくじゃ!
人間諦めなければ夢は叶うんじゃ!
無理だと言われていたタイムマシーンも完成したじゃろ?」
「あ!それこの前ちょうせいするって言ってたやつ!」
【作者意図】
博士はみちこの母、さよこを自分のものにするためにタイムマシーンで過去改変している。
32 全敗就活生の徒然ブログ
近所のアパートが完全な空き家になっていた
はっきり言ってしまえば事故物件だった
まあ、さもありなんって感じかな
そのアパートさ
もともと"出る"なんて言われてたんだけど、1人だけ住んでる人が居たんだよね
6部屋中、住人は1部屋だけ
そんでね、その最後の住人が孤独死しちゃってさ
物件のオーナーがなにしてんのか知らないけどそのまま放置物件になっちゃったよ
さらになんだけど、俺一昨日面接でさ
そのアパートの前通ったんだよね
チラッと見たら一階の部屋の中が見えちゃってさ
そしたら居たんだよね
体育座りするガリガリの子供
もうそのせいで面接はズタボロよ
たぶん全敗継続です…
なんか間違って採用してくれないかなあ!
それじゃ!
最後まで読んでくれてありがとう!
「よし!更新っと!」
「たかしーご飯よー」
「はーい」
「たかしあんた知ってる?
近所で子供の遺体が見つかったってニュース…」
【作者意図】
たかしが見たガリガリの子供は実際にそこにおり、餓死した。
たかしはのんきにブログに怖いものを見た思い出として書き綴っているが、発見時点で通報していれば助かった可能性がある。
33 2学期からが本番
9月4日 今日から学校だよ…
毎日みたいに遊んでたさっちとかみちこちは別だけど、久しぶりに会う子なんかちょっと気まずいよね
たった1ヶ月なのにちょっと知らない人みたいな感じがする…
特にヤマセン!
なんかしゃべり方違くない?
でも不思議だよね友達はちょっと話したらすぐ元に戻れるんだもん!
9月7日 数学わかんねぇー!
やばいくらいわかんない!
微分?積分?
なにそれ、日本語でおk
2学期ずっとこれやるのまじ?
もう○ッテリアでシェーキ飲んだよね
てかなんかへんな風邪流行ってるらしいけどインフルじゃないらしい
なにそれ
9月15日 風邪がやばい
なんか風邪やばいっぽい
めっちゃ休んでる
このままじゃ学級閉鎖どころか休校になりそう
あと先生たちみんな素っ気ないんだけどなんで?
みんなしゃべり方変だし
もしかして私から風邪菌がうつらない警戒してる?
10月1日 休み!
休校とか初めてなんだけど!
でもさっちもゆきちもみちこちも連絡取れないし暇!暇すぎて逆に忙しいくらい暇!
10月10日 怖い…
お母さんとお父さんもしゃべり方変になった…
怖すぎ…
弟に聞いても大丈夫ですだって
会話んなんないし、てかなんで敬語?
宇宙人かなんかに洗脳されてんじゃないの?
11月1日 ブログを閉鎖します。
皆無事です。
【作者意図】
周囲の人間が何かに乗っ取られていき、最後は自分も同じように洗脳された。
34 ただ待つのが一番しんどい
さすがに飲み過ぎた…
大学3年目にして吐くほど飲むとは…
飲み放題の魔力だね…
2つ下の後輩が同じ大学に合格したんだ
だから今日は新宿まで来て祝賀会
朝まで飲み放題!とはいかず、23時には解散になった
急いで電車に駆け込むと幸運にも空席に恵まれた
慣れないワインと日本酒
カクテルならこんな酔ったことなかったんだけどなぁ…
反省しよう!
まだ俺は若いんだから
とか考えつつ、頭痛に耐えながらスマホをいじってたら電池が切れた
しかも、こういう日に限ってモバイルバッテリーも忘れた
でも降りる駅は立川、乗り換えなしの1本だ
中央線のシートで目を閉じた
電車の揺れに意識が刈り取られていく
大丈夫…寝ない…ね…ない…
【作者意図】
中央線で新宿から立川に移動する場合、大月行きや高尾行きに乗る可能性が高い。
特に23時ごろは大月行きの終電が出ており、主人公がその電車に乗っていた場合、目を覚ますと知らない山奥にいるかもしれない…
さらに携帯も電池切れ…
35 山本くんちは4階の部屋
「塾の無い日はいつも相馬くんと帰ってるんだけど、今日は相馬くんが休みだったの」
夜ごはんのとき、ママに今日のことをはなすの
「あらそうなの?
まさか1人で帰って来たの?」
わたしの言葉を聞いてママはちょっと怖い顔になったの
「んーん
1人で帰ろうと思ったんだけどね
ママに1人はダメって言われたの思い出したから、教室に残ってた山本くんと帰ったよ」
でもわたしがそう言うと笑顔に戻ったよ
「山本くんの家は団地だったんだけど、公園があったからすこし遊んだの
ブランコですっごいとんだのすごかったよ!」
「…
その子とはもう遊んじゃだめよ」
またママは怖い顔になったの
【作者意図】
団地の子をナチュラルに差別するタイプの母親。




