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○○しないと出られない部屋
冷たい木製の床の上、ズキズキと頭に響く鼓動が僕の目を開かせた。
「こ、ここは?」
見たところ学校の教室のようだ。
机と椅子と黒板。
開かない扉、窓には鉄格子。
そして倒れている人。
僕は近くで横たわる男性の肩を揺すった。
「大丈夫ですか?起きてください」
「う、うぅん……」
歳は50代くらいか?
その男性は意識を取り戻すなり目をまん丸に見開いて叫んだ。
「か、勘弁してくれ!誤解なんだ!」
「な、なんの話ですか?落ち着いてください」
その時、教室のスピーカーからキーンと大きなノイズが鳴り、その後ボイスチェンジャーで加工した甲高い声が響いた。
「ああー聞こえる?ここは……
あれ?男が2人?なんで?
え?手違いなの?
マジか…………」
プツ
それきりだった。
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