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崩天蛇神の秩序維持  作者: てるてるぼうず
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選ぶ理由

「確かに本人の資質がどんなに凄くても性格とかの問題でその仕事が向いてないみたいなのはあるかもね」

「性格がその仕事に向いてないならまだマシだ。もっと身も蓋も無い事を言えば、天職よりも稼げる仕事があるから選ばない……なんて事もある事だ」


 これはもはや仕事が向いてる向いてないの問題じゃ無い。そもそも稼げないから選択肢に最初から入ってないってパターンだ。


「もっとお金を稼ぐ方法があるからその仕事をしないってわけね。まあ、仕事を選べる側からしたら良くある話だよね。誰だって収入の良い仕事を選びたいし」

「むしろ収入の良いところで働くために日々努力してるまである人も普通にいるからな」


 こればかりは何とも言えんな。


「お金だけが人生の全てじゃないけど……充実した毎日を送ってるだろうね。そういう人達は」

「そりゃそうだろ。そもそも漠然とした理由で高収入な仕事に就こうと思って本当に就ける奴なんてそうそういないからな。もっと具体的な理由があるハズだ。稼いだ金の使い道が明確に決まっているとかそういうのが」


 周囲の人間がそうだから何となく……という理由で高収入な仕事に就けるなら誰も苦労はしない。……と、言うか、そんな事が何となくで出来るならそいつは間違いなく選ばれし上澄みの人間だ。

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