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崩天蛇神の秩序維持  作者: てるてるぼうず
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向いてない場合もある

「まあ、店に置いてあるもの以上の魔導書を作れる人なんてほんの一握りだけどね」

「そりゃそうだろ。その魔導書を作ってる製造元が一握り側の人間なんだから。それを超えるとなったら、金か才能か……何かしらの要素で上回らなきゃならない」


 店で売ってるものなんだから素人が作れるレベルは遥かに超えているハズだ。


「才能は……超えてるんならその人は魔導書作成の仕事に就くべきだね」

「本職以上の実力があるなら、その仕事に就かない理由は無いな」


 趣味と仕事じゃ実力の差は大きく出る事になるだろう。仕事でやってる奴は数をこなすために最適化をしているからな。


「本人がよほどやりたくない限りはね」

「そんなにやりたくないなら、そもそも本職以上の実力を発揮する場面なんてそうそうありはしないハズだけどな。ただ、まあ、個人的な趣味で本職以上の実力をもっていたとしても、仕事には向いていない場合もあるか」


 わかりやすいのは料理人だろうな。個人的に料理の腕前がプロ並みだったとしても、一度に大人数の分の料理を作れるかどうかに関してはまた話が変わって来る事だろう。例え美味しい料理を作る事が出来たとしても、その作業を効率化する事が出来ないのであれば、確かに料理人は向いてないし、本人がやりたくないと考えてもおかしくはないだろう。

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