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魔導書とは呼べないサイズ
「魔導書一ページ分の重さとそれで得られる恩恵を比べたら、ページ数は多い方が良いのだろうな」
「性能だけで考えるなら多い方が良いね。最高峰の魔導書とかは人ひとりより大きくて分厚い魔導書だったりするし」
それはいくらなんでもデカすぎんだろ。
「持ち運び不可能なんじゃないのか、それは」
「持ち運びなんてほぼしないよ。大事に保管して、必要になったらその都度使用するって感じだね」
どこかに保管してそこから動かさずに使用するわけか。
「魔導書と言っても携帯するつもりは毛頭ないわけか」
「変にどこかに持ち運んで、そのせいで魔導書にダメージが入るって言うのが一番避けたい出来事だろうからね。このレベルの魔導書だと文字通りその一冊で豪邸が建つとかの話になってくるから気軽には持ち運べなくなるね」
「まさに家宝って事になるわけだ。利便性なんて完全に無視して魔力の増幅装置として運用するなら、他人の目に触れるような場所に安置などさせないだろう」
その魔導書で取り戻しに来た際に杖が破壊されてしまったようだ。破壊して来る連中が後を絶たないのもそのためだろおう。




