62/70
夜の感情論
失ったものはなんですか
嫌いなものばかり手元に残って
つまんないの
楽しさまでドブに捨てていて
ビートを刻む泥の流れ
短針しかない時計に
五分過ぎたことを告げられる
窓の外から机へダイブ
落ちる首と捩れる腕に別れを告げて
おはようございます
掛け布団はありません
月が吹き飛ばしました
いつまでも同じ旋律ばかりで
どこまでも変わるはずがないよ
単調過ぎてつまらないリズム
キーホルダーはキラキラしてる
電気になって吐き出される笑い声
副音声
短調
気持ち良く部屋の中を反響する
いつまで経っても進みはしないよ
ここが好きなんだから




