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DATA ALPHA.097
「カメラで誤魔化すことは出来たわけだよな」
「はい。言葉通り誤魔化しに過ぎませんがね」
「ああ、今はそれでいい……さて、問題はマスターデータだな……」
巨躯の男、ヒドロが言った。
「そうですね、どうやったってこれを外すことは出来なさそうですし……」
応えるのは一回り小柄なオクシー。
「こいつをどうにかしないとエネミーが湧いてきちまう。難易度次第で俺等の計画が詰むわけだが、そうなればもう運ゲーなんだよな……」
ヒドロは遠い目をしながら言った。
「……何か、手段さえあれば……」
「ヒドロ、あと一時間で来ますよ」
「チッ、どーすっかな……あ」
「え?」
ヒドロが何かを閃くとともに、オクシーは何かの反応を捉えた。
「……ヒドロ、さん……これ見てください」
「あ?んだよ急に……」
モニターに映っていた、複数人の魂。その中で一人だけ、魂の色が異なっていた。




