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退団

僕は、みんなの事を見ていて思い出した。


「大会まで、って話だったから、僕は抜けるよ。元々メンバーじゃないんだし」




そういうと、中山は


「うーん。無理にとは言わないけど。それならさ、エレキベースを弾けば?」




そこまでは気づかなかった。


元々、僕はJAZZをやりたかった。

自由なアドリブが好きで。



なので、なーんとなく

バンドって窮屈だと思ったのもあった。



制約があるとうんざりする。


それは、僕が幼い頃

病気してたから

その、束縛感からの反発だったのかもしれない。





「ユーホどうする?」と、中山。



「しんちゃんに続けて貰えば」と、言うと



しんちゃんは「通奏低音だけだもの」。



中山は「それなら、メロディーは

エレキで弾いて貰えば」



なーるほど。




でも、初美ちゃんは気づく。




「エレキ許可になるかしら」






一同、沈黙。



振り出しに戻ってしまった(笑)。





そういうのが面倒だから、クラブって嫌いだった。




先生の許可がいるのも解るけどね。




関わらなくて済むなら、距離を置きたい。


そう思っていたりもしたので。




中山は「よし!任せておけ、交渉してくる」



と言うので


僕は、また激論になると困ると思い



「いいよ中山。本選まではこれで。

文化祭だったらまだ時間あるし、新しいユーホも見つかるかもしれない。人気出てくれば。」



と、先送りして中山が揉めるのを避けた。



ほんとに処分になったら困るし。

(笑)。




中山っていい奴だな、と思う。



優等生、なんだけど

がり勉でもない。

眼鏡も掛けてない。




丸坊主の、がっしり形で

背は大きくて。




生徒会長、って見た目で

そう見えるタイプ(笑)。





それで、本選は

とりあえず、燃えよ新世界からと

燃えよハゲ山の一夜で行こうか、と思ったが



「渡辺先生に悪いよ」と言う朋ちゃんの

優しさで(笑)



まあ、止めておこうか。




「燃えよブラームス、にすれば?」と

たけ。



「それじゃなんだかわからないよ」と、中山。


真面目だなぁ。




「燃えよ、一夜なら?」と、しんちゃん。




それじゃ恋愛映画か、ディスコで踊る映画みたい、と言うと



映画好きのしんちゃんは「ああ、ナイトフィーバー」と、踊る真似をした。

https://youtu.be/hLaSNF-r2gk


細身なので、踊りはカッコイイ。



ディスコも流行ってたし。


僕は、どちらかと言うと


バンマッコイ、なんかが好きだったけど。



それは、ミュージシャンの叔父さんのおかげかもしれなかった。


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