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11.家庭教師のウェホウドさんがやってきた!

 そんな訳で、剣と勉学の家庭教師が我が家にやってきた。

 教師の名は、ウェホウド・ウィザーズ

 見た目は15歳くらいの少女だが

 その実態は、サタンが束ねる特殊部隊【魔界騎士団】の隊長であり、

 魔界1の剣術使いだそうだ。


  うん。確かに、サタンの言う通り美人だ。

  魔界1の剣士だというんで、てっきりクール系のキリッとした屈強な女剣士を想像していたんだが、ウェホウドさんは俺の抱いていた感じとは真逆の容姿をしていた。


  茶色のショートヘアーに、クリクリとした丸い目。種族はケットシーらしく、頭部に生えている2つの猫耳が常にピョピョコ動いてて可愛らしい。

  戦場で剣を握るよりかは、豪邸で紅茶を優雅に飲んでいる方が似合ってそうなお嬢様ぽい気品が漂う剣士様だった。


  なんか、魔界の中で一番の権力を持つ俺やサタンよりも品位が身に備わっていて、少し複雑な気分だ。

  それもそのはず、サタンによるとウェホウドさんは元々、グレイモア国という国の王族だったそうだ。


 魔族や王族の子供は、魔界では成人扱いとなる15歳にるのと同時に王位継承の儀式が行われる。

  ウェホウドさんは第一夫人の長女で、おまけに魔法の才能も申し分なかったおかげで、権力争いもないまま順調に王妃の座が確約されていたが、継承の日の前日に国を抜け出し、剣の道を極めたいという個人的な夢を追うためにサタン率いる騎士団に入隊したらしい


 何でも、剣の技術だけならサタンをも凌駕するらとか。

 ……てか、サタンは剣なんて器用なものを扱えるのか。

 てっきり魔法と力技で全てを蹴散らす能筋かとばかり思っていたわ……


 まあ、何はともあれ

 サタンが太鼓判を押すほどの逸材、しかも美少女が俺のお世話をしてくれるんだ。もう言うことなしだな!


 ※


「どうも。この度はゾーマの家庭教師を務めさせてもらうことになりました、ウェホウドと申します」


 家庭教師は俺に一礼してから、にっこりと笑って俺を見た。


「こちらこそ、よろしくお願いします」


 俺も礼を返してから、神眼でウェホウドさんのステータスをこっそりと覗いた。

 彼女のステータスはこんな感じだ!!


 名前・ウェホウド・ウィザーズ

 年齢・24歳

 職業・魔界騎士団1番隊長

 適正・「光」「水」「炎」「風」「水」

 魔力・700000

 武器・剣【流派:剣聖流】

 スキル・「レア度S教育者◎」「レア度B魔力増大」「レア度B筋力増大」「レア度B速攻」「レア度B自動治癒(中)」


 おっふ……

 サタンの部下なだけあって、驚異のステータスだった。

 この膨大な魔力量に、適正5つ持ちかよ。

 流石は魔界一の騎士。


「今日から王学の受験日までの2年半までのお付き合いになりますが、よろしくお願いします!ゾーマ様には一流の剣士になってもらいます」


  また深々とお辞儀をされたので、こちらも彼女に負けないくらい、深く頭を下げる。


「はい。お願いします」

「ゾーマ様には厳しくするようにと魔王様から仰せられましたので、容赦なく苛め抜きたいと思います」

「怖いな!」


 可憐な笑顔で凄く厳しい台詞を吐いていた。

 ま、まあそのキツイ修業で俺自身が成長できるのなら、別に構わないんだけど。

 何ていうか、これから二年間頑張ろう!


「剣の稽古は明日から行います。今日は勉強をはじめましょう」


 べ、勉強か。

 地球時代のころ、引きこもる前までならそこそこ成績は良かったほうだが……

 今の俺はどうなんだろ……。


「今日は魔界にある全種類の魔方陣を覚えてもらいますよ。一日かけて」

「え、ええ! 一日かけて!?」

 頑張ろうと意気込んでから、わずか一秒くらいでその決意を捨てそうになった俺であった。

あともう1話投稿予定です///

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