表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/26

着飾った結果がこれだよ! 路地裏に押し寄せる野次馬と三人の鉄壁

お疲れ様です、祝日ですね!

公式認可を受けて少し着飾ったカイですが、それが裏目(?)に出ることに。

「俺の店、客が来ないんですけど……」

嫉妬に燃える三人の鉄壁ガードをお楽しみください!


 「……ねえ、あのお兄さん、格好良くない?」

 「あんな素敵な人、市場にいたっけ? ほら、あのギルドの制服に外套を羽織ってる……」


 水曜日。祝日の活気に沸く市場の隅っこで、俺は居心地の悪さに身を縮めていた。

 昨日三人に着せ替えられた『全部盛りスタイル』のまま八百屋の箱に座っていたのだが、想像以上に目立ってしまっているらしい。


 普段はむさ苦しい冒険者しか通らない路地裏に、なぜか街の若い娘たちが遠巻きに集まってきている。


「あの……お悩み相談、やってるんですか?」

「あ、はい。一回百ギルで――」

「じゃあ私、肩を揉んでほしいな! あと、その……お名前、なんていうの?」


 一人の町娘が勇気を出して話しかけてきた瞬間、俺の背後の気温がマイナス五十度まで急降下した。


「……悪いけど、その指圧の予約は、来年まで埋まっているわよ」

「主の隣に立ちたくば、まずは騎士団の入団試験に合格してからにするのだな」

「……帰れ。主は、今から私の『しおきゃらめる』を補充する仕事がある」


 路地の闇から、リアナ、アイリス、セレスティーヌの三人がぬっと現れた。

 その顔は、まさしく『般若』。

 勇気を出した町娘は、三人から放たれる「ここは私たちが独占している聖域よ」という無言の圧力に悲鳴を上げて逃げ去っていった。


「……あの、せっかくのお客さんだったんですけど」

「ダメよ。カイくんをこんな格好にさせたのは、私たちが楽しむためなんだから」

「左様だ。他の女に、主のその姿を見せるなど……万死に値する!」

「……主。今すぐその服を脱げ。やはり、主を外に出すのは危険すぎる。今日から王宮の地下室に――」


 セレスティーヌが本気で俺を拘束しようと縄を取り出したところで、俺は全力で首を振った。


 結局、三人が「他の女を寄せ付けないためのバリア」として俺の周りを固めた結果、その日の『なんでも屋』の売り上げはゼロ。

 代わりに、三人に代わる代わる抱きつかれ、服の着心地をチェックされるという名目の「密着攻勢」を受ける、甘く、そして胃の痛い一日となった。


モブ女子を秒速で追い散らす三人。

彼女たちにとって、カイの八百屋の箱は「一歩も譲れない聖域」になってしまったようです。

「三人の嫉妬が可愛すぎる!」「カイ、もう逃げられないね」

と思った方は、ぜひブックマークをお願いします!


下の評価【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして応援いただけると、

三人の「重い愛」がさらに加速します!

よろしくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ