立ち仕事には足湯が一番? 路地裏に現れた「禁断のたらい」
お疲れ様です!
連休前の平日、溜まった疲れを吹き飛ばすべく、カイが「足湯」を導入します。
具足を脱いだ女騎士、素足を見せる王女と聖女。
路地裏に広がる、ちょっと無防備な癒やしの時間をお楽しみください。
「……主。それは、何をしているのだ?」
木曜日の昼下がり。アイリスが不思議そうに俺の足元を覗き込んできた。
俺が用意したのは、市場の親父から借りた大きな木のたらい。そこに、適温に沸かしたお湯と、香りの良いハーブを浮かべていた。
「『足湯』ですよ。立ち仕事が多いあんたたちには、これが一番効くんです」
「あしゆ……? 足をお湯に浸けるだけで、何が変わるというのだ」
疑り深いアイリスだったが、俺に促されるまま、重厚な鉄の具足を脱ぎ、真っ白な素足をたらいへと沈めた。
刹那、彼女の肩から力が抜け、顔がみるみるうちに赤らんでいく。
「……っ!? な、なんだこれは……。熱が、足の先から全身に駆け巡るようだ。……不覚にも、声が出そうになる……ッ」
「血行が良くなってる証拠ですよ。次はこれです」
俺は彼女の足を膝の上に乗せると、現代の足ツボ技法で、土踏まずのあたりをグイと押し込んだ。
「ひゃうんっ!? ま、待て、そこは……っ! ああぁぁ、脳に響く、変な感じがするぅ……っ!」
最強の女騎士が、路地裏で足をバタつかせ、俺の肩に縋り付いてくる。
お湯でふやけた足裏は驚くほど柔らかく、指先から伝わる彼女の鼓動が、いつもより速いのが分かった。
「……ずるい。私だって、その『あしゆ』とやらを試したい」
「カイくん、私も! 受付仕事でパンパンなの。……ほら、私の足も、見てくれる?」
いつのまにか現れたセレスティーヌとリアナも、我慢できずに靴を脱ぎ捨て、一つのたらいに足を突っ込んできた。
八百屋の箱を囲んで、三人の美女が素足を寄せ合い、お湯の中で俺の手を奪い合う。
「あ、そこ……そこもっと強く……っ。んぅ、極楽だわ……」
「主……。次は、私の指も……一本ずつ、丁寧に解け……」
ハーブの香りと、彼女たちの甘い吐息が路地に充満する。
もはやここは路地裏ではなく、最高級のスパのような空気感だ。
結局、三人が「お湯が冷めるまで離さない」と言い張り、俺は三対の美しい足を代わる代わる揉み解すという、贅沢を通り越して修行のような時間を過ごすことになった。
足湯と足ツボ。
物理的な距離がさらに縮まり、三人のヒロインもすっかり骨抜きです。
「足ツボで悶えるアイリスさん、いい……」「三人の足が絡み合う図を想像した」
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三人の「デレ」がさらに深まっていきます!
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