聖女の聖域? 看板娘が鍵をかけた部屋で「特別なお世話」
お疲れ様です!
日曜日の昼下がり、ついにリアナさんが実力行使に出ました。
王女と女騎士に先を越され、焦る彼女が取った行動は「密室への監禁(?)」
看板娘の深すぎる愛情、お楽しみください!
「……カイくん、ちょっとこっちに来てくれるかしら?」
翌日の昼下がり。営業中だった俺の腕を掴んだのは、笑顔なのに目が全く笑っていないリアナだった。
彼女は、王宮や騎士団の追っ手が来ないギルドの奥深く――関係者以外立ち入り禁止の『特別休息室』へと俺を連れ込んだ。
パタン、と扉が閉まり、鍵をかける音が静かな室内に響く。
「……リアナさん? 鍵までかける必要ありますか?」
「あるわよ。……だって、最近のカイくん、みんなにサービスしすぎだもの。王宮に行ったり、路地裏で膝枕したり……。私のこと、忘れてない?」
彼女は俺をふかふかのソファに押し倒すように座らせると、自分は俺の膝の間に割り込んできた。
いつもはしっかり者の「ギルドの看板娘」が、今は甘えるような、それでいて離さないという強い執着を瞳に宿している。
「……今日はね、私がカイくんを『お世話』する番。なんでも屋さんも、たまには癒やされないとダメでしょ?」
彼女が取り出したのは、俺が教えた『蒸しタオル』。
それを俺の目に当て、視界を遮った。
「リアナさん……?」
「しーっ、静かに。……私の声と、手だけを感じてて」
視界が塞がれたことで、彼女の指先が耳元や首筋に触れる感覚が、驚くほど敏感に伝わってくる。
彼女は俺の肩を小さな手で一生懸命に揉みながら、耳元で熱い吐息を漏らした。
「……カイくんの指は魔法だけど、私の指も……カイくんのこと、こんなに求めてるんだよ? 分かる?」
密室で、二人きり。
彼女の指が震えながら俺に触れるたび、看板娘としての仮面が剥がれ落ち、一人の恋する少女の本音が溢れ出す。
「……ねえ、もう誰のところにも行かないで。私だけの『なんでも屋』になってくれたら……もっといいこと、してあげるのに」
その囁きは、これまでの癒やしとは違う、甘く危険な響きを持っていた。
ギルドの奥深く、聖女の聖域。俺は彼女の深い愛に包まれながら、出られない出口を捜すのを、一瞬だけ忘れてしまった。
ついにリアナさんが一歩踏み出しました!
三者三様の「独占欲」がぶつかり合い、カイの周りはますます賑やか(修羅場)に……。
「リアナさんのデレ、最高!」「このまま二人の世界へ行っちゃえ!」
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作者の執筆スピードとヒロインの露出度(?)が上がります!
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