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七十九章 作戦

-回想-

「私、戻りたくねぇ!あんな不自由な環境はごめんだ!!亡命する!!」

アージヴァイズは梨々香を見る。

「・・・」

梨々香はアージヴァイズたちを見た。

「色々な案がありますが、あなたたちは不自由でも軍人。尋問を受けるのは神軍でも同じです」

梨々香はアージヴァイズたちを見る。

「あの!カスミ、カスミ・ローゼ・カーリンの妹、ミッケ・ローゼ・カーリンです!お姉ちゃんはすごい人だって聞きました。うちたちにも何かできると思います!」

ミッケは梨々香を見る。

「では、こうしましょう」

ミッケを見た梨々香はアージヴァイズたちを見る。

「あなたたちがサトリを負傷させることができれば私が動きましょう。できなければ、あなたたちの話は聞かなかったことにします」

梨々香の言葉にアージヴァイズたちが驚いた。

「そんなバカな話があるか!サトリが来るとは限らねぇだろ!?」

冷や汗をかいたアージヴァイズは梨々香に怒鳴った。

「えぇ、あなたたちの運次第です」

梨々香はアージヴァイズたちを見て笑む。

「・・・」

アージヴァイズたちは黙った。

「・・・絶対・・・ですね?」

ミッケは梨々香を見つめる。

「えぇ、必ず。約束しましょう」

梨々香はミッケを見て笑む。

「約束なんて信用できねぇ!大人はすぐに嘘をつくんだ!」

アージヴァイズは梨々香に怒鳴る。

「今は文句言ったってどうにもならないよ・・・」

オレンジはアージヴァイズを見る。

「・・・クソ!!」

アージヴァイズはうつむいて叫んだ。

「じゃあ・・・行こう」

ミッケはアージヴァイズたちを見る。

「・・・・・あぁ」

覚悟を決めたアージヴァイズたちはミッケを見てうなずいた。

「ここで、私から助言を」

梨々香はアージヴァイズたちに言葉をかける。

「助言?」

アージヴァイズたちは梨々香を見る。

「アージヴァイズ、あなたは演技が下手なのでここで待機。アージヴァイズの代わりにカスミ・ローゼ・カーリン部隊長級乙を加えてください」

「彼女なら・・・ギリギリいけるでしょう」

梨々香は少し悩みながら言葉を絞り出した。

-回想終了-


「ミッケ!!」

カスミは大業物陽烙白蛇で防護膜を切り裂いた。

「うおぉぉぉぉ!!!!」

ミッケは叫びながら大業物明乃白隼を振る。

「りゃぁぁ!!!!」

大業物明乃白隼がリアンロゼスティの右腕を切断すると同時に二振り目がリアンロゼスティの左腕を切断した。

「クソォォォォ!!!!」

リアンロゼスティはバク宙して距離をとる。

「なぜ・・・なぜこんなゴミみたいな人間の所にぃ・・・!!」

液状闇が溢れだす両腕を見たリアンロゼスティは呻く。

何か察知したオレンジとエコーはAA-09Aを展開し、ローランとクリスティーナを掴んで飛び上がった。

その瞬間、リアンロゼスティは腕から溢れ出る液状闇を半分凝固させて鞭のように振り始めた。

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