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七十四章 神軍拠点艦で食事

食堂に到着すると、オレンジとエコーとミッケが座って待っていた。

暗い表情をするアージヴァイズは椅子に座った。

「好きに食べると良い」

グラディスは食堂から出た。

「・・・どうしたの?顔暗いよ?」

エコーはアージヴァイズに問う。

「あの神軍幹部・・・ムカつく!!」

アージヴァイズは悔しそうに言った。

「あぁ、言い負けたんだね」

オレンジは苦笑いする。

「ここの雰囲気良いよね。みんな楽しそうだし、明るい場所だし、やっぱり悪い組織じゃないにゃ」

ミッケは綺麗なインテリアを見て笑みを浮かべる。

「苦手なもの、食べられないものはありますか?」

料理長はアージヴァイズたちに質問する。

「ないにゃ」

「ない!」

「オレンジとか蜜柑みたいな果物・・・食べすぎてアレルギーになっちゃって・・・」

「・・・ない。変なもん入れんじゃねぇぞ!!」

アージヴァイズたちは次々と答えていく。

「かしこまりました」

料理長は動じることなく微笑むと厨房に戻っていった。

「あんまり困らせちゃダメだよ?」

「そうだよ!八つ当たりは良くないよ!」

眉を顰めたオレンジとエコーはアージヴァイズを叱る。

「悔しいよぉ~!!」

アージヴァイズはミッケに泣きついた。

「はいはい、わかったわかった」

ミッケはめんどくさそうにアージヴァイズを撫でる。

食事が運ばれてくると、アージヴァイズたちは驚いた。

柔らかくてふかふかなパン、見たことないほど綺麗で美味しそうな肉料理、新鮮なチーズが盛りつけられたサラダに希少な果実油をかけた贅を尽くした料理、トマトと牛乳が贅沢に使われたスープ。

どれも軍艦内で食べられるものではない。

「し、神軍の技術ってすげぇ・・・」

アージヴァイズは料理を見て驚く。

「堅くて変に甘い料理しか食べられないアウス海軍の海兵さんが見たら発狂するよ」

スプーンを握ったオレンジはトマトスープを飲んだ。

「美味しいにゃ!!」

トマトスープを飲み干したミッケは目を輝かせる。

「おい!チーズは食って良いけど肉と野菜は食うな!」

フォークを持ったアージヴァイズは肉とサラダを取り皿によそった。

「料理はまだ残ってますので、慌てずに」

料理長はアージヴァイズたちを見て笑む。

「やっぱり神軍最高!ここに住もうかな」

エコーは料理を食べる。

「トマトスープおかわり!」

器を持ったアージヴァイズは料理長を見る。

「かしこまりました」

料理長は笑みながら器を受け取った。

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