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五章 終戦

「つ、月浜四剣士のNo.2が・・・どうしてここにッ!」

絶望的な叫びが空に響く。月浜が誇る四人の最強、その一角が姿を現したのだ。

「・・・」

禍々しい剣を掲げるキッド・クイーンノアは、手にした純米酒を一気に飲み干した。

「少しは遊ぼ思ったうとが・・・・・・トイレに行きたくなった。さっさと終わらせるよ、悪いな」

禍々しい剣を握ったキッド・クイーンノアはI-1たちを見てそう言うと、衝撃波を放った。

月浜が製造した十番目の疑似神姫である彼女が放った衝撃波、"神気風(しんきふう)"を浴びせられたI-1たちは、反撃の暇さえ与えられず糸の切れた人形のように次々と墜落していった。

爆音の戦場を深紅の戦姫ゼノクイーンが悠々と脱出していく。

「リリー、ミッケが例の剣を見つけた」

傍らには、援護に現れたアージヴァイズ・レプシデシアがいた。

「そうか。なら、ここには用はない」

二機はキッドを追わせる隙も与えず北東の空へと消え去った。


静まり返る仮設基地。

月浜国副総帥ジェマ・オブ・コーデンは、冷徹な眼差しで戦場の残骸を見つめていた。

「・・・・・・フライ・カルデッドディアをAZ-000にて復元しろ」

「ハッ!」

その命を受け、軍人たちが一斉に動き出した。

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