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五十一章 セザンナス郵便局
午後四時四十分。
リリーたちは郵便局に到着した。
郵便局の入り口には当時、神軍拠点艦のマストに掲げられていた軍旗など由緒ある品が飾ってある。
「すごい旗だね。何のマークなんだろう」
グリードリヒは神軍旗を見つめる。
「欠けた丸」
アージヴァイズは神軍旗を見ながらそう答える。
「そりゃそうだけどさ・・・」
グリードリヒは呆れたようにそう言った。
「ねぇ、ユリカっていう神軍の人に助けられたんだけどさ。会えない?」
レイチェルは問い合わせをする。
「所属と番号でお願いします」
局員は丁寧にタブレット端末を指した。
「ユリカ・本白水・グレニスター。なんか神軍のトップと仲良さそうだった」
オルガは局員を見る。
「申し訳ございません。部隊長級の皆様には会えません」
局員はテンプレートのように答える。
「会えないの?」
レイチェルはリリーを見る。
「ほとんどの部隊長級は拠点艦で生活するからね。地上で会うことはほぼないと思うよ」
リリーはレイチェルを見て笑む。
「あれって相当レアだったんだね」
キャロルは手紙を書く。
「出来た!」
エコーは手紙を見て笑む。
「書けましたらこちらの封筒に入れてください」
局員はエコーに手紙の横に封筒を置いた。




