表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/117

十七章 介入者

オレンジとエコーと合流したアージヴァイズは晩御飯を食べるためにレムフィト軍の食堂に行った。

食堂の扉を開けた瞬間からアウスとは全く違うことを予感させた。

肉や魚のスープ、多種多様なスパイス、米やパンの良い香りがアージヴァイズたちを包み込む。

「よっ!」

一足先に食堂に来ていたリリーはアージヴァイズたちに軽い挨拶をする。

「お前な・・・どこ行ってたんだよ!」

アージヴァイズはリリーを見て呆れたように言った。

「悪かった。まぁ、色々あったんだ」

リリーはアージヴァイズを見て笑みながらそう言った。

「ボス、その人は?」

オレンジはリリーの向かいの席に座る立派な狐耳と尻尾を生やした女性を見てそう言った。

五彩重工(ごさいじゅうこう)五彩(ごさい) 桜花(おうか)社長だよ。ベネト副総帥と話をしに来たんだってさ」

リリーの紹介に応えるように五彩 桜花は軽く手を振った。

「へぇ~」

アージヴァイズたちは最新兵器の提供元であろうその大物を呆気に取られて見つめるしかなかった。

「ちょっとご飯取りに行ってくる」

リリーは桜花を見てそう言うと立ち上がった。

リリーたちはプレートとスプーンとフォークを持って列に並ぶ。

鶏肉の濃厚な旨味が染み込んだチキンライス、ふっくらと煮込まれた甘い豆、ホロホロシャキシャキとした食感のササミサラダ、ベーコンの塩気と野菜の甘みが溶け出したコンソメスープ、そして、宝石のように輝くフルーツの盛り合わせ。

席に戻る頃には、アージヴァイズたちの瞳はどんな宝石よりもキラキラと輝いていた。

最後にミッケが戻ってくるとリリーたちは食事を始めた。

アージヴァイズたちはプレートをかじる勢いでがっついていく。

「これから大陸北部ってどうなるんだろうな」

アージヴァイズはリリーを見てそう言った。

「神具は確保したし、アウスは放棄で間違いないと思うにゃ」

ミッケはアージヴァイズを見てそう言った。

アージヴァイズたちは久々に満足いく食事を楽しむのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ