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百六十四章 ミリア宿幼討伐隊五班に新メンバー

同年、三月二十日。

この日、ミリア基地所属ミリア宿幼討伐隊五班に新メンバーが加入する。

そのメンバーは、かつて戦姫隊のメンバーとしてベニワイズ戦線に参加して負傷。

その後、烏輪の勇者ミューテに命を救われ、神軍に入った人物として有名だ。

部屋の中で新メンバーを待ちながら談笑している少女たちは元月浜打撃軍のメンバー。

現在は部隊長級組織員乙の称号を持つオレンジを主軸に編成された神軍ミリア宿幼討伐隊五班で活躍している。

「とことん情報がないんだね」

ミッケは携帯端末の画面を見る。

「君が知り過ぎてるんだよ。あの戦いは南龍朝廷と当時の二大派閥がもみ消してなかったことになってる。新メンバーが入った時には、唯一記録を残していた皇室からも消されたからね」

椅子に座ったアイリアはミッケを見る。

「装備も変わったんだよ?レプシデシアもゴールドマスターもゼレヴィアンもクイーンキャットも」

アイリアはミッケを見て笑む。

「ヒマルスはどこにあるの?」

ミッケはアイリアに訊ねる。

「チップ破損により破棄された。新規製造は金額的に無理だから、断念したんだろうね」

アイリアはそう答えた。

「そろそろ行こうか」

アイリアは立ち上がる。

「そうだね」

ミッケが手を握っていくにつれて無色透明な遮音壁が手の中にある小さな装置に吸い込まれていった。


ミッケはドアを開けた。

「やっほ~」

アイリアが部屋に入って来た。

「なーんか見たことある感じ!!」

エコーはアイリアを見る。

「グリードリヒとジュリアを足したみたいな感じだね」

ジュナはアイリアを見て笑む。

「おぉ~賑やかになったねぇ~!」

アイリアはミリア宿幼討伐隊五班のメンバーを見て笑む。

ドアが再び開くと、ご飯が運び込まれてきた。

「今日はお祝いだよ」

ミッケはオレンジたちを見て笑む。

「すげぇー!!」

オレンジたちは豪勢な料理を見て歓声を上げる。

「食べて良いの!?」

アイリアは笑みながらミッケに訊ねる。

「どうぞ」

ミッケが言い切る間もなく、みんなワゴンに集まった。

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