百五十六章 天道の勇者対イーディス
「なるほどねッ!!」
アイリアは最上大業物日炎で闇の剣を弾き返した。
「クソ!まだ抵抗する力があったか!」
イーディスはアイリアを確認すると逃げ始めた。
「逃がすかよ!!」
アイリアは落ちている聖陽水晶を拾い上げてイーディスに投げた。
綺麗な弾道で飛ぶ聖陽水晶はイーディスに当たり、背中を貫いて腹部を破壊した。
「ブアァァ!!!!」
目を見開いたイーディスは悲鳴を上げながら落下した。
「・・・ば、バカな・・・」
イーディスはゆっくりと顔を上げる。
その瞬間、イーディスの胸に最上大業物日炎が突き刺さった。
「ブアァァァ!!!!」
イーディスは目を見開き、悲鳴を上げた。
「私を甘く見過ぎだ。疲れてたってお前みたいな雑魚は相手じゃない」
アイリアは最上大業物日炎を抜いてイーディスの首を刎ねた。
首を刎ねられたイーディスは聖陽水晶と化した。
午後七時五十分。
パン屋などを物色したアイリアが火を焚いて晩ご飯を作り始めた。
黒点まで数日はかかる。保存が効く食料は使い過ぎない方が良い。
今回は運が良いことに腐ってない食料を手に入れることができた。
「・・・」
アイリアは沸騰したお湯を見ると、スープの素を入れた。
「そんな食べてないし、結構動いてるのになんで太り気味なんだろう」
アイリアは首を傾げながら巨大なパンにかぶりつく。
このペースで行けば明日にはレグダダを抜けてハーゼンド山岳国に着く。
ハーゼンドを抜ければラバログだ。その頃には黒点が見えているだろう。




