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無機質な腐敗  作者: 望月笑子
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終章

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

妙子は母の溜め息に、思わず心の角が取れてしまいそうになるのだった。

劣悪な環境に置かれた非正規女性労働者のそのほとんどが、自らの権利を主張する事もなく、泣き寝入りに甘んじている。

日本司法支援センター(法テラス)は、今年全国の新成人400人を対象に、法的トラブルに関する意識調査を行った。

その結果、全体の3分の1が、何らかのトラブルを経験し、その内の3分の1以上が、誰にも相談できずにいることが明らかになったという。

これは、必ずしも新成人に限らないことだと、妙子は母に話した。

「私も、ずっとその中の一人だった。今までだったら、やはり私も泣き寝入りしていたわ」

と、妙子が言った。




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