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ダメな俺とチートなやつら  作者: 電工 ナイフ
ルーベンス編
37/39

37話 閑話 宴会の様子



今回は宴会の様子です。





「えーこれよりオーガ及びサイクロプスを討伐していただいたアースファミリーさんに、感謝を込めて乾杯をしたいと思います。皆さん、片手にビールあるいはジュースを持って...乾杯!!」


俺たちが泊まらせてもらったアゲーツという町。

かなりモンスターに困っていたらしく俺たちが討伐したと言ったときは、町中の皆が泣いて喜んだのを見た。

宴会かぁ。アルコールを飲むのが初めてだからな。

周りをちらっと見る。


「くー!やっぱり1仕事したあとのビールはうめぇ!」


ヨシオは確か22。飲んだことあるな。

本当に美味しそうに飲んでる。

アルファは、っと。


「これならわたし美味しいと思うわ。」


ビールではなく、ワインと思われるものを飲んでいた。

アルファは、年齢層の幅が広い人達に囲まれて話をしていた。

ミサキのほうで何か騒がしくなる。


「イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!」

「私!いっちゃいまーす!」


くー!っと飲み干す。あいつ、俺と同い年だよな?


青治の方は若い女の子に囲まれて今まで封術士として活動してきた話をしている。

皆なんだかんだ言ってお酒、飲めるみたいだな。

俺も1口飲んでみる。苦い!これがうまいのか?わかんないな。

どんどん料理が運ばれてくる。ここの料理は特にキノコ料理が多い。

この辺の特産物らしい。

タマは町の子供たちと遊んでいた。

いや、遊ばれていた。の方がいいかな。


「ニャー!」


助けてと言わんばかりにこっちに向かって鳴いていた。

日頃俺の頭に乗っている、仕返しだ!

おとなしく遊ばれてるんだな。俺は結局助けなかった。


数時間後。


「何で飲んでないのよ!へタクト。こっちにきなちゃい!」

「バカだよねタクトは!私が鍛え直してあげるよ!」


アルファとミサキに怒られていた。

意味わかんないんですけど?俺悪いことしてるの?


「俺はランク10としてではなく、仲間として、ヨシオとしてこのアースファミリーに、いるんだよ!俺はこのパーティーにいたくているんだ。やりたいことを探すのが俺のやりたいこと。カッコいいだろー!」


セイジに付きまとっていた女の子が皆、ヨシオについていた。

冒険者の経験を語っているヨシオ。

対するセイジはと...。


「だから、沈黙してたらわかんないだろ?そもそも封術士というのは、2千年の歴史があり我祖先であるセイメイさんが取り入れたものとされている。当時は封術ではなく、討伐してしまうのが一番速いと言われていたが......。」


壁と話していた。

セイジも訳のわからない単語を並べている。

その話題じゃ、女の子も離れてっちゃうと思うぞ?

とにかくほおっておこう。気にしたら負けだな。


「ニーー。」


タマが解放されて戻ってくる。

子供たちは遊ぶだけ遊んで、料理を食べて寝たらしい。

タマは机の上に乗ると指をなめてくる。

流石に俺もかわいそうだと思って頭を撫でた。

力尽きたようでタマも寝てしまった。


「ちょっと!聞いてるの?ヘタクト!」

「聞いてるって、ちゃんと飲んでるよ。」

「そのわりには酔ってないみたいだけど?」


お前らみたいにガバ飲み出来るか!


「タクトは楽しくない?」

「ほら。将来の奥さんが心配してるよ!どうすんの?」

「違うって、奥さんとか。確かにタクトのことは嫌いじゃないけど、でもでも...うー!!」


アルファは顔を真っ赤にして走っていった。

酔いが完全に回ってるな。


「ああ、待ってよーアルファ!あ!」


ガシャーン。ミサキが段差に躓いて転んだ。

怪我とかはしてないけど、気に入ってたらしいフードがちぎれてしまった。


「あ!!私のお気に入りが!」

「大丈夫か?ミサキ。」

「大丈夫じゃないよ!私のフードが無くなっちゃった。」

「他の服また買えばいいじゃないか?」

「違うもん!これはタクトにもらったやつなんだもん!」


見ると一番最初にミサキに顔を隠すため渡した服だった。

あの服、ずっと着回してたのか?


「何でその服がいいんだよ?俺からのやつなんて要らなくないか?」

「それは...その.。」


ミサキも顔を真っ赤にし始めた。

そして雷撃をこっちに向かって飛ばした。


「タクトのバカー!!」

「アババババ!」


痛い痛い!!なんだよ、いきなり。ってもういないし。

雷属性を使って逃げたらしいな。

本当に女の子ってよくわかんないぜ。


「よう!タクト。もてもてだな!」


両手に女の子がいるヨシオに言われたくないし!

それに後ろにも若い女の子がいっぱいいた。


「モテてるわけないだろ?むしろ誰も寄ってこないぜ。」

「自覚無いかよ。まぁあいいや。飲んでるか?」

「俺、お酒苦手みたいでさ。遠慮するよ。」


そんな俺にイラっとしたのか、ヨシオの顔がムッとした。


「おいおい。飲まなきゃ損だぜ?俺が飲ましてやるよ!」


ビールを1瓶開けると無理やり俺の口に流し込みやがった。


「ゴボボボ!ゴボボ!!」

「そっかそっか!うまいか!良かったぜ!」


このやろう!絶対酔ってやがる。

段々と頭がボーとしてきた。


アルファは何かを忘れたいみたいにガンガン飲んでるし、ミサキはちぎれたフードを頭にのせてもう眠ってる。

セイジはずっと壁と話してるし、ヨシオは俺を殺しにかかってる。

もう二度と宴会なんてやりたくないぜ。


そう思いながら、記憶が薄れていった。






次回からはちゃんとストーリー進めたいですね

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