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赤い流星 ―――ガチャを回したら最強の服が出た。でも永久にコスプレ生活って、地獄か!!  作者: ほむらさん


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962 ヴォルフの親友達に今日の出来事を話す

 北海道出身の嫁達にヴォルフの嫁大作戦を説明し、とりあえず自分のテーブルに戻ってガガガガーっと急いで夕食を平らげた。


 なぜなら、まだ半分しか終わってないからだ。



「何をそんなに急いでるんだ?」

「正直『キューピッド』より『キューピット』の方が可愛らしいと思わんか?」

「なんの話だよ!?」

「とにかく俺は恋のキューピットとして重要なミッションを遂行中なのだ。近いうちに一組のカップルが誕生するからお楽しみに!いや、一組とは言わないか?」

「だからなんの話だよ!?」

「この人また何か面白そうなこと始めた?」



 親父との会話を切り上げ、まだ食事中だったパメラをつれてゴマちゃん達のテーブルに移動した。



「さっき言い忘れたんだが、ヴォルフに左腕が生えたぞ」


「「はあ!?」」


「デラックスガチャでレインボーをぶち当ててさ、カードに【生活補助】って書いてあったから何のこっちゃ?って思ってたら、虹カプセルが腕に変化して心臓が止まるほどビビったんだが、鑑定すると義手だったんだ」

「あーっはっはっはっはっはっは!そりゃ心臓も止まるって!」

「レインボーの義手って凄そうじゃない!?」

「キモそうだけど大当たりにゃね」

「マジで大当たりだった。自由自在に動かせるし痛みも感じるらしいぞ?」

「へーーーーー!すげーじゃん!」

「素晴らしいじゃない!すごく嬉しかったでしょうね♪」

「見た目も完全にヴォルフの腕に変化したから、もう義手通り越してヴォルフに腕が生えたような感じなんだよ。それでリハビリを兼ねて北海道に連れてったんだ」

「なるほど!そういうことだったんだね~」

「にゃっとくいったにゃ!」

「いきなり魔物と戦わせたわけ!?しかもプロトファスマって鬼すぎる!」


 ちなみにわざわざこれを言いに来たわけじゃないぞ。


「でな、例の作戦にボヤッキー達も参加させようと思ってる。今からヴォルフを連れて来るんで、今日の話とか腕の話でしばらく引き留めておいてくれ」

「なるほど!親友達を巻き込むのはアリかもしれないわね」

「でも変に茶化されたら逆効果じゃね?」

「何も知らずに茶化されると逆効果になりそうだから巻き込むんだ。やり過ぎないよう言っとけば、さり気なく良い方向に誘導してくれそうだろ?」

「うん。いい作戦だと思う!」

「引き留めはウチらに任せるにゃ!」



 今度はピピン達のテーブルに行って『男同士の話し合いがあるんで、ルシオも強制参加だ』とルシオだけ連れ出し、ボヤッキーらのテーブルに移動。



「ヴォルフ、ゴマちゃん達に今日のことを話してたんだが、強い魔物のいない国に住んでる人から見た北海道ってどうなのか気になるみたいだから、ヴォルフ目線で感じたことを話してやってくれないか?」

「なるほど、北海道出身ですもんね。ふむ、俺が感じたことか・・・」



 もう食事も終わりかけだったのでササっと残りを平らげ、ヴォルフがゴマちゃん達のテーブルに歩いていった。


 ・・・よし、そろそろいいだろう。



「なあ、ヴォルフから今日あった出来事は聞いたか?」

「小烏丸さんから義手をもらった話なら聞きましたよ!」

「義手!?あ!そういえば今ヴォルフさんに左腕があったような・・・」


 ピピン達と一緒にいたから、ルシオはまだ知らなかったらしい。


「ああ、そうだな。せっかくだからそこから話すか」



 というわけでガチャを回したらファンファーレが鳴ったところから話したのだが、左腕の復活でヴォルフが男泣きしたところで親友達が目頭を熱くさせ、リハビリするぞと北海道に連れてってアリアダンジョン級の魔物と戦わせまくったところで『アンタは鬼か!』と総ツッコミされた。


 そして盾をも真っ二つにする魔物との死闘を経て冒険者達を救った話で盛り上がりは最高潮となり、ギルドにブラックナイト装備を贈与したと話すと『素晴らしい対処法だ』と感心し、そこから少し戻って美少女三姉妹の恋バナを聞かせる。



「美少女三姉妹とか羨ましすぎる!!」


「あ?」


 ボヤッキーのその一言に、一緒に話を聞いていたドロシーちゃんがキレた。

 ちなみにドロシーちゃんとは、ボヤッキーと婚約してるお色気ムンムンの女性だ。


「いや、違うんだ!一般的に見て羨ましいってこと!俺にはドロシーちゃんがいるんで全然羨ましくないから!」



 ―――――聞いてた全員が、苦しい言い訳だなと思いました。



「・・・まあ、なぜ皆に話したかというと、ヴォルフとその娘達をくっつけようと思ってるからだ。近くでヴォルフを見ていたお前達も同じ気持ちだろ?」

「もちろんだとも!ヴォルフには絶対幸せになってほしいからな!」

「嫁をもらえって、俺も何度も何度も言ってたんですよ!」

「あれほど有能な武将が独身なんて勿体ないですよね!10人くらいお嫁さんがいてもいいと思います」

「姉妹嫁は良いですよ!仲間として応援したいですね!」


 ヒューリックとボヤッキーからは熱い友情を感じるが、ルシオはなんか嫁の基準値がおかしくなってるし、ジルは姉妹丼仲間に引き入れたいと思ってやがるな。



「皆の気持ちはよくわかった!それでは作戦の概要を説明する」



 ゴマちゃん達に三姉妹をミスフィート軍に勧誘してもらうから、ボヤッキー達にはヴォルフに結婚を意識させる方向で動くよう話した。



「重要なのは、急がず、あまり茶化さず、さり気なく後押しすることだ」


「「おう!!」」


「ところで、さっき言ってた『ブラックナイト隊』ってのが気になるんですけど、僕も連れていってもらうことはできますか?」

「ん~、そうだな。時間が取れるなら連れてってやってもいいぞ」

「あ、それなら俺も見に行きたい!」

「ムムム・・・、一日休むのは難しいかもしれません」

「じゃあ明日の午前中の予定を空けておけ」

「午前中だけなら問題ないと思います」

「楽しみだな!」



 というわけで男連中を一緒につれてくことになったんだけど、ゴマちゃん達にも話したら参加を希望したので、なかなかの大人数で行くことになった。


 冒険者達にとっては真剣勝負だから、あまり騒がないよう言っとかんとな。

 

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