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クロスワールドーー48歳のサバイバル馬鹿が異世界に放り込まれた結果、まず飯を作り始めるーー  作者: こっちのあっきー


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離れと屋敷と新しい家族

翌朝、畑から白菜を収穫、小松菜とほうれん草も良い具合に育っていたので少し収穫。

最近は畑の側に、『土塊』を使い地下室と基礎を打っていた。

山を開いた際に斬り倒した木材が、良い感じで乾燥していたので、家をもう1軒建てている。


生活魔法の『プチグラビティ』で木材を運んだり、『プチウォーター』を高密度圧縮とその中に氷の粒子を混ぜ、糸状に高速回転する楕円の輪っかを作るイメージで発動。

生活魔法の応用でめちゃくちゃ切れる『チェーンソー』が出来た。


「凄いな、生活魔法って!」


「りょうさん、これは生活魔法の範囲内でしょうか?」


不思議なものを見る目でニーニャが呟く。

何かあっという間に、家から少し離れた畑と森の間、川寄りにもう1軒家が出来た。

川から水道水と、小型水力発電で電気も引いた。お風呂、トイレも完備だ。

3LDK+地下室の平屋建て。モダンな作りの家が出来た。ホームセンターで防水シートと断熱材、コンクリートボードを回収して作ったので、結構立派な家が出来た。防腐剤もバッチリだ。暖炉もある。


「時間と建材が有ると、つい作りたくなった。ニーニャの家にするか?」


生活魔法の練習してたら家が出来た…そうニーニャに言ったら…


「こっちに誰が住むのですか?私はりょうさんと離れて住みませんよ!…」


食い気味に意図を否定された。

最近のべったりくっ付いて来るのと、栄養がとれているからか、少しずつニーニャに女性的な柔らかみが出来てきた。

先を考えてもう1軒家を建てたのだが…


最近、寝る時も一緒に寝る!と言い張り、同じベッドに入って来る。抱き付いて来て色々大変なのだ。


「せめて寝るのは別にした方が良いと思うのだが」


「いいえ!私はりょうさんと一緒が良いです」


話し合った末、現状維持となった。


「山に狩りに行って来るよ!生態系の変化と、山の先にある海の様子を見てくるよ」


「私もついて行きたいです、狩りも覚えます」


「くくり罠から覚えてみる?」


結局、ニーニャの服と装備を揃えに町に降りる事に成った。山と海の探索はとりあえず見送りかな?

小さな町と言っても、廃棄された町は大きい。

畑や田んぼも有るしもったいない。


孤児院の子供達や、生活困難な人達を移住させるのも手かな…インフラを何とか出来たら良いな。

そんな事を考えながら、空き家の物色もした。


町の家の探索と、使える物有れば収納するのが目的だ。この町で『一番凄い屋敷』を探索していたら、凄いミリタリーな趣味の部屋が有った。

ここに住んでいた人大丈夫?小銃や狩猟ライフルと弾丸が大量に有った。あと、ナイフや刀、ボウガンまで…趣味で集めていたにしろ完全に銃刀法違反だ。ともあれ全て収納。


ニーニャにはナイフと鉈、ボウガンを渡した。矢も沢山有ったけど、一番シンプルな矢も20本渡した。リュックには水筒とコップやアルミの軽量化されたキャンプ道具、タオル数枚と着替えと下着携帯食品を少し入れ持たせた。


ニーニャにも収納が有れば良かったのだが、無いので仕方がない。もし離れてしまっても、しばらくは生存出来る様にしておかないと。


ベルトにGPSも付けた。雨具と防寒具もお互いに揃えることが出来た。ドラッグストアでカロリーバーの在庫が大量に有ったのと、コスメ類やペットフードも色々収納した。何かに使えるはず!


町を探索していたら公園に辿り着く、そこには元々ペットだったのだろうか?

連れて行けなかった大型犬、シベリアンハスキーとラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバー、スロバキアンチュバックの4頭の子供達が公園に居た。痩せ細っていた。


「かわいいー!」


ニーニャは子犬達とじゃれている、さっき収納したドッグフードのカリカリをあげてみた。


「美味しそうに食べてますー!お腹が空いて居たのですね!お水も飲みなさいね!」


公園の遊具の中から子猫も二匹出てきた。キャットフードとヤギミルクをあげた。


「りょうさん、この子達…」


潤んだ眼で見つめて来る。うーん、仕方がないな。


「連れて帰るか」


そして子犬4匹と子猫2匹を連れて帰る事に成った。家族が増えた。


また屋敷に帰り、停めてある一台の車に目が移った。以前から憧れていたあの車。

超大型キャンピングカーである。建物を物色したらカギが見付かった。


「憧れの超大型キャンピングカー」


大型バスのラグジュアリーなキャンピングカーである。恐る恐る収納を試したら…出来た!!

容量凄いな収納…


このキャンピングカーの凄い所はソーラパネルと蓄電池で電気を賄い。なんと、キャンピングカーに車が収納出来てしまうと言う優れものだった。


試しに収納ボタンを押してみると…サイドからオープンカーが出てきた。


しかし、この屋敷凄すぎる…インフラが止まっているはずの町で、この屋敷全てのインフラを賄えている。

海外の富豪の別荘だったのだろうか?敷地は俺の山に隣接しており、以前から気に成って居たが、俺は山暮らしの変人なので、凄いなーくらいで認識していた。門から屋敷までかなりの距離が有るし屋敷もデカイ。貯水施設と発電設備も備えている。これを捨てて行ける金持ち…富豪過ぎるだろ!

町での拠点として頂いておこう。

ハ○エースも有るじゃないか…有りがたく使わせて頂きます。


軽トラを収納し、ハ○エースに乗り換えた。子犬達4匹と子猫2匹を載せて屋敷を後にした。

書いてしまいました…だって私が書いてて面白いんだもん…

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