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076_猫よ猫よ、

 猫はあちら側に近い存在である。異論は認める、これは妄言であるが確信しているものでもある、それは狂信であるかと言われるならば、胸を張ってそうであると答えられるくらいには、誉れ高い気分である、酔っているのかと言われるのであるならば、常に酔っている、まじめに取り扱わないでほしい、今日は普通に酒精が血管を巡っているのであるから、脳のシナプスがあるこおるの海に浮かんでいるのであるから、そしてそれは絶え間なく直感を真実を語りかけているのであるから、狂うことのできる自由を満喫させてほしい権利を全うさせてほしいいや願うのではなくこちらで勝手にやるのであるから、ほっておいてほしい、いやしろ。ほっておけ。放置が最善であるそれは酔い潰れてしまう肉体を眼下において月にのぼる咆哮のような狼煙であるのであり紫煙であるのは煙草から出るべきである、喫煙の弊害はその効能により十分に打ち消されるものであり、そもそも死を近づけさせる忍び寄らせる堂々と歩み寄る、ベルを鳴らすことはこれは善なるものであり全なるものである、ハレルヤ、吊るしの背広を猫背で着こなすべきであろう、丸い丸い蛍光の明かりを頭上に掲げて、白い鶏に似た羽を広げて、塩焼きになるべではなかろうか、そうすることで備長炭の硬さが際立ち、澄んだ鐘のような響きを氷の軋む音色を響かせることができるのである、ああ、息が苦しいのは隙間風が入らないからであり、涼しげな空間において寒さを求めるようなものであり、雪が熱くなるのであるならば、それはさかしまであるのであるか真夏の太陽を極寒の吹雪が遮るようなものであり、あり得ないことがあり得てしまうような季節の乱雑さが、祝福を、その福音を、太々しく、太増しいぶちねこが、髭を震わせながら、にゃあごと鳴き泣き、狭隘な尾根に見立てたブロック塀の灰色の通路を寝床にして、つまらなそうに面白そうに笑い顔を残しつつニヤニヤと消え去っていくのである、そう、あれはあちら側の眷属なのである、夢夢ぞんざいに扱うべからず、神棚に乗せて毎朝、まんをささげるのである、ねこまんまである、かつ節で身を削っていくわけであり、それを青眼に構えて、八双にはっぱに乱れうつべきであるわけである、消え去るものであり、残り続けるものであり、七回生き変わるものであるかいやそれは無限に近い回数を生きるわけであり、常ににゃあごと、聞こえるようで静かにそっと除いている、縦長の目があるのである、横長かもしれない、液体であることは間違いない。箱の中にしまって仕舞えばどこにも行かないのではなく、そこにしまったという事実そのものをどこかにやってしまうようなものである、不確定であるに相応しいペルソナを持つものが、猫様であり、今日は猫を讃える日であり、さらにその他の日は猫をさらに讃える日でもあるのである。


 猫と和解せよ。


 (なんだこの文章は?)

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