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異世界に召喚された超大国  作者: T24
第一章 超大国、消失
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7/12

第七話最後通告

西暦二一六八年六月二十四日。


早朝。


ローゼリア王国東部国境。


まだ朝靄の残る平原に、無数の兵士が並んでいた。


槍兵。


弓兵。


重装歩兵。


騎兵。


魔導砲兵。


そして、その上空を旋回する飛竜騎士。


総兵力、約五万。


ガルディア王国軍。


その主力が、ローゼリアとの国境線を前に待機していた。


「全軍、前進準備!」


指揮官の号令が響く。


兵士たちは武器を握り直した。


第一軍総司令官バルガス将軍は、馬上から前方を見つめていた。


国境の先。


ローゼリア王国領。


「長かったな」


副官が呟く。


「ええ」


バルガスは笑った。


「だが、今日で終わる」


彼にとって、この戦争の結果は始まる前から決まっていた。


ローゼリア王国軍は弱い。


動員できる兵力も少ない。


魔導砲も飛竜も、ガルディア軍の方が多い。


正面から戦えば負ける理由がなかった。


「第一軍は中央街道を進む」


バルガスが命じる。


「第二軍には予定どおり北部国境を突破させろ」


「はっ」


「飛竜隊は前方偵察。ローゼリア軍の集結を確認次第報告せよ」


「了解!」


副官が命令を伝える。


その時。


空の彼方。


誰も気づくことのない高さを、一機の偵察無人機が飛行していた。


さらにその遥か上。


宇宙空間からは、複数の偵察衛星がガルディア軍を監視していた。


兵力。


進軍方向。


補給拠点。


指揮官用天幕。


飛竜部隊。


魔導砲。


その全てが、すでにアストリア連邦軍へ送信されている。


ガルディア軍は。


自分たちが開戦の瞬間から監視されていることを知らなかった。


◇◇◇


同時刻。


アストリア連邦共和国。


ノヴァ・キャピタル。


連邦大統領府地下危機管理センター。


巨大スクリーンに、ガルディア軍の映像が表示されていた。


「動きました」


国防長官リチャード・ハリスが報告する。


「ガルディア王国軍第一軍、午前六時十二分にローゼリア国境線を越境」


スクリーンが切り替わる。


大量の兵士が街道を進んでいる。


「第二軍も北方で越境を開始」


「規模は?」


大統領アレクサンダー・グラントが尋ねた。


「第一軍約三万。第二軍約二万」


「計五万か」


「はい」


「ローゼリア側は?」


「国境守備隊が後退を開始しています。正面戦闘は避ける方針のようです」


グラントは腕を組んだ。


昨日まで、アストリア政府は軍事介入を決定していなかった。


まず外交。


それが基本方針だった。


しかし、現実はすでに動いている。


「ガルディア王国への使節は?」


国務長官キャサリン・ウォーカーが答える。


「まだ王都へ到達していません。ただし、ローゼリア側の魔導通信網を利用し、国境軍司令部へ警告文を届ける準備はできています」


「内容は?」


「侵攻停止、部隊の国境外への撤退、外交協議の開始を求めるものです」


グラントは頷いた。


「送れ」


「はい」


「期限は?」


キャサリンは少し考えた。


「十二時間では?」


「長い」


国防長官が口を挟んだ。


「現在の進軍速度なら、その間に複数の村が占領される可能性があります」


「では六時間」


グラントが言った。


「それ以上は待てん」


国家安全保障担当補佐官ヘイズが確認する。


「大統領。拒否された場合は?」


室内が静かになる。


グラントはスクリーンを見た。


街道を埋め尽くすガルディア軍。


その先には、ローゼリアの村々がある。


「まず、ローゼリア政府から正式な支援要請を受ける」


「はい」


「その上で、必要最小限の軍事行動を許可する」


ハリスが尋ねた。


「必要最小限、とは?」


グラントは答えた。


「侵攻軍の撃退だ」


「首都への攻撃や政権転覆は?」


「現時点では認めない」


「了解しました」


「目的は戦争を拡大することではない」


グラントは全員を見渡した。


「ローゼリア領内から侵攻軍を追い出す。それだけだ」


◇◇◇


午前七時三十分。


ローゼリア王国。


王都アルフィリア。


王宮。


「国境を越えた!?」


国王アルフレッド三世は立ち上がった。


「はい!」


伝令の騎士が膝をついている。


「ガルディア軍第一軍、約三万が中央国境を突破! 第二軍も北方で越境しております!」


「守備隊は!?」


「予定どおり遅滞戦闘を行いながら後退しております!」


アルフレッドは拳を握った。


予想していた事態。


だが。


実際に始まってしまえば、その重みは違う。


「陛下」


宰相エドワードが声を低くする。


「アストリアへ正式な支援要請を」


アルフレッドは黙っていた。


国の命運を。


出会って間もない外国へ託す。


それが正しいのか。


一瞬だけ迷う。


しかし。


ローゼリア単独で戦えば、多くの兵士と民間人が死ぬ。


選択肢は、ほとんど残されていなかった。


「……送れ」


国王は決断した。


「正式に」


「はっ」


「アストリア連邦共和国へ、ガルディア軍撃退のための支援を要請する」


「ただちに!」


魔導通信官が動き出す。


アルフレッドは椅子へ戻った。


「……まさか」


小さく呟く。


「本当に彼らの力を借りることになるとはな」


◇◇◇


午前八時十五分。


アストリア連邦大統領府。


「ローゼリア王国から正式な要請を受信しました」


キャサリンが報告した。


グラントは頷く。


「内容を」


「ガルディア王国軍による侵攻の阻止、およびローゼリア領内からの排除を要請しています」


「条件は?」


「アストリア軍の一時的な国内展開を許可。軍事施設および交通路の使用も認めるとのことです」


国防長官ハリスが資料を開いた。


「大統領」


「うむ」


「軍としては、即時対応可能です」


「どの程度の戦力を出す?」


ハリスは統合参謀本部議長アンダーソン元帥を見た。


元帥が口を開く。


「現在、ローゼリア西部で行動可能な即応戦力があります」


スクリーンに編制が表示された。


第1統合機甲師団。


第3機動装甲大隊。


第18航空支援群。


第7無人偵察飛行隊。


さらに、海上にはヴァリアント級ミサイル駆逐艦二隻。


グラントは資料を見た。


「師団全部を出すのか?」


アンダーソンは首を横に振った。


「必要ありません」


「では?」


「まず一個大隊戦闘群で十分です」


室内が少し静かになった。


「……一個大隊?」


グラントが聞き返す。


「はい」


アンダーソンは淡々としている。


「主力戦車十二両、機動装甲兵器十八機、歩兵戦闘車二十四両、自走砲六両」


さらに続ける。


「無人機、攻撃ヘリ、航空支援を付けます」


国防長官が苦笑した。


「それだけで五万を相手にするのか?」


「五万といっても」


アンダーソンはスクリーンを見た。


「戦闘能力は人数だけでは決まりません」


誰も反論しなかった。


「相手には有効な対空兵器がほぼありません」


「そうだな」


「対戦車能力も限定的です」


「魔導砲がある」


「確認済みです」


アンダーソンが頷いた。


「威力はありますが、射程、発射速度、命中精度の全てで我が軍が優位です」


グラントは尋ねた。


「飛竜は?」


「通常の航空脅威として処理できます」


「つまり?」


元帥は端的に答えた。


「一個大隊で十分です」


◇◇◇


午前九時。


ローゼリア王国東部。


ガルディア軍第一軍。


「進め!」


兵士たちは意気揚々と街道を進んでいた。


前衛部隊はすでにローゼリア領内数キロへ侵入している。


今のところ、大きな抵抗はない。


「敵は逃げたようですな」


副官が言う。


「当然だ」


バルガスは笑った。


「まともに戦えば負けることくらい、ローゼリア軍にも分かっている」


「このまま一気に?」


「最初の町まで進む」


その時。


前方から一騎の騎兵が駆けてきた。


「閣下!」


「何だ?」


「ローゼリア軍から使者です!」


「使者?」


ほどなく。


白旗を掲げた騎士が連れてこられた。


ローゼリア側の士官である。


「ガルディア王国軍総司令官へ」


騎士は緊張しながら文書を差し出した。


「アストリア連邦共和国より、正式な通告です」


「……アストリア?」


バルガスの表情が変わる。


文書を受け取る。


そこには。


ローゼリア領への軍事侵攻をただちに停止すること。


六時間以内に国境外へ撤退すること。


外交協議に応じること。


そう記されていた。


バルガスは読み終えた。


「……ふん」


紙を畳む。


「何だ、この国は」


副官が尋ねる。


「何と?」


「撤退しろとさ」


「アストリアが?」


「そうだ」


バルガスは鼻で笑った。


「自分たちが何者だと思っているのだ」


「ですが……」


副官は不安そうだった。


「鋼鉄の巨人の噂もあります」


「またそれか」


バルガスは苛立った。


「一万体の巨人?」


「……」


「空を音より速く飛ぶ鉄の鳥?」


「……」


「宇宙から地上を見る?」


将軍は笑った。


「子供向けの物語ではないのだぞ」


周囲の将校も笑う。


「使者へ伝えろ」


バルガスは命じた。


「ガルディア王国軍は正当な権利に基づき行動している」


「正当な権利、ですか?」


「そうだ」


「具体的には?」


バルガスは一瞬黙った。


「……そのように伝えればいい」


副官は何も言わなかった。


「進軍を継続する」


「はっ」


ローゼリア側使者は、厳しい表情でその様子を見ていた。


そして帰還していく。


六時間。


その意味を。


ガルディア軍はまだ理解していなかった。


◇◇◇


午前十時四十分。


アストリア連邦陸軍。


第1統合機甲師団。


前進基地。


「全員集合!」


マイケル・ブラッドリー大尉の声が響いた。


兵士たちが集まる。


その背後には。


M-12パラディン主力戦車。


M-28ガーディアン。


歩兵戦闘車。


無人戦闘車両。


次々と戦闘準備が進められている。


「作戦命令を伝える」


ブラッドリーは部下たちを見た。


「ローゼリア王国政府から正式な軍事支援要請が出された」


兵士たちの表情が変わる。


「ガルディア王国軍約五万が国境を越えて侵攻中」


一人の兵士が呟いた。


「五万……」


別の兵士が返す。


「多いな」


しかし。


恐れている様子はなかった。


単に数字として大きいと感じているだけだ。


「我々の任務は、敵侵攻軍の前進阻止」


ブラッドリーは続ける。


「可能な限り降伏を勧告する」


「拒否された場合は?」


エリック・ウォーカー中尉が尋ねた。


ブラッドリーは答えた。


「交戦許可が下りる」


「了解」


「民間人のいる地域での戦闘は避ける」


「はい」


「追撃はローゼリア国境まで」


「了解」


「国境を越えた攻撃は禁止」


全員が頷いた。


「いいか」


ブラッドリーは少し声を強めた。


「戦力差があるからといって油断するな」


「はい!」


「敵には未知の魔法技術がある」


「了解!」


「そして」


一瞬間を置く。


「相手も人間だ」


兵士たちは静かになる。


「必要以上の殺傷はするな」


「了解!」


「できる限り、戦意を奪って降伏させる」


それがアストリア軍に下された命令だった。


◇◇◇


午後零時十五分。


ガルディア軍第一軍。


前衛。


「何だ?」


兵士の一人が空を見上げた。


「音がするぞ」


低い音。


徐々に大きくなる。


「飛竜か?」


「違う」


全員が空を見る。


次の瞬間。


黒い影が高速で上空を横切った。


「なっ!?」


轟音。


少し遅れて。


ドンッ!


空気が震えた。


兵士たちは耳を塞ぐ。


「何だ、今のは!?」


「見えなかった!」


「鳥か!?」


「馬鹿な! あんな速い鳥がいるか!」


上空。


アストリア空軍。


F-48レイヴン二機。


戦闘偵察飛行。


今回は攻撃任務ではない。


ただ。


ガルディア軍の上空を一度通過しただけだった。


しかし。


地上では大混乱が起きていた。


「飛竜隊!」


指揮官が叫ぶ。


「上がれ! あれを確認しろ!」


六騎の飛竜が離陸する。


翼を羽ばたかせ。


急上昇。


だが。


すでにF-48の姿は遥か彼方だった。


「どこだ!?」


飛竜騎士は周囲を見回す。


見えない。


その時。


一人が背後を見た。


「なっ――」


いつの間にか。


数キロ後方。


二機のF-48が飛行していた。


「いつ回り込んだ!?」


理解できない。


飛竜騎士たちは旋回する。


しかし。


次の瞬間には。


また戦闘機は視界から消えていた。


「……化け物か」


誰かが呟いた。


その言葉は。


飛竜に向けられたものではなかった。


◇◇◇


午後一時。


アストリア軍前進部隊。


「第一偵察ドローン群、敵前衛を捕捉」


指揮車両の大型画面に、ガルディア軍が映る。


ブラッドリーは映像を確認した。


「距離は?」


「二十七キロ」


「敵はこちらを?」


「認識していないと思われます」


「当然か」


無人機は高度数千メートル。


肉眼で見つけることは困難だった。


「航空支援は?」


「待機中」


「砲兵?」


「射撃準備完了」


「ガーディアン小隊?」


『全機正常』


エリックの声が通信に入る。


ブラッドリーは頷いた。


「よし」


そして。


時計を見る。


最後通告の期限まで、あと約二時間。


◇◇◇


午後二時四十五分。


ガルディア軍第一軍。


バルガスは、苛立っていた。


先ほどから奇妙なことが続いている。


空を飛ぶ正体不明の物体。


遠方で見つかった小さな飛行機械。


さらに。


前方偵察隊から。


「鋼鉄製の巨大な車両を確認した」


という報告まで届いた。


「数は?」


バルガスが尋ねる。


「不明です。十数台程度かと」


「それだけか」


「はい」


バルガスは安堵した。


数万という噂はやはり嘘だ。


十数台。


その程度なら。


「魔導砲隊を前へ」


「はっ」


「飛竜隊も集めろ」


「了解!」


副官が躊躇する。


「閣下」


「何だ?」


「通告の期限が、まもなくです」


バルガスは鼻で笑った。


「だからどうした」


「本当に無視するのですか?」


「当然だ」


「しかし……」


「我々は五万だ」


将軍は言い切った。


「相手は、せいぜい数百」


「……」


「恐れる理由などない」


◇◇◇


午後三時。


ノヴァ・キャピタル。


大統領府地下危機管理センター。


「期限です」


キャサリンが言った。


「ガルディア側から撤兵の回答はありません」


ハリスが続ける。


「むしろ前進を継続しています」


スクリーンに最新の衛星画像。


第一軍。


第二軍。


どちらも進軍中。


「ローゼリア政府からは?」


「軍事行動開始への同意を改めて受けています」


グラントは数秒間黙っていた。


そして。


「分かった」


顔を上げる。


「国防長官」


「はい」


「侵攻軍の撃退を許可する」


ハリスは静かに頷いた。


「了解しました」


「ただし」


「はい」


「可能な限り降伏を促せ」


「承知しています」


「民間被害は避ける」


「もちろんです」


「国境を越えて追撃するな」


「了解」


グラントはスクリーンを見た。


五万の軍勢。


地球の歴史であれば。


国家の命運を左右するほどの大軍。


しかし。


その軍勢を相手に。


アストリアが送り込んだのは。


一個大隊戦闘群。


兵力。


約八百。


それだけだった。


◇◇◇


午後三時七分。


ローゼリア王国東部。


アストリア軍前進部隊。


通信が入る。


『作戦司令部より全隊』


全員が耳を傾けた。


『交戦規定更新』


『ガルディア王国軍が最後通告を拒否』


『ローゼリア政府の正式要請に基づき』


一瞬。


静寂。


『敵侵攻軍の排除を許可する』


ブラッドリーは目を閉じた。


一度だけ。


深く息を吸う。


そして。


目を開いた。


「全隊」


通信網へ入る。


「戦闘配置」


一斉にエンジン音が高まった。


戦車。


歩兵戦闘車。


自走砲。


無人車両。


そして。


十八機のM-28ガーディアン。


鋼鉄の巨人たちが。


ゆっくりと立ち上がる。


「前進開始」


その命令と同時に。


アストリア連邦共和国は。


異世界へ転移して以来。


初めて。


国家として戦争へ介入した。


◇◇◇


同時刻。


ガルディア軍第一軍前衛。


兵士たちは。


遠くの地平線を見ていた。


最初。


それは黒い点にしか見えなかった。


だが。


少しずつ。


近づいてくる。


鋼鉄の車両。


巨大な砲塔。


そして。


その間を歩く。


人型の巨影。


一体。


二体。


三体。


さらに後方から。


次々と現れる。


「……何だ」


一人の兵士が呟いた。


「何なんだ、あれは……」


やがて。


地面が。


微かに震え始めた。


ガシャン。


ガシャン。


ガシャン。


金属の足音。


十メートルを超える鋼鉄の巨人。


M-28ガーディアン。


その横には。


M-12パラディン主力戦車。


さらに。


空には無人機。


遠方には攻撃ヘリ。


そして。


遥か上空。


ガルディア兵には見えない位置で。


アストリア空軍の戦闘機が待機していた。


一人の騎士が。


乾いた声で呟いた。


「……鋼鉄の巨人」


別の兵士が答えた。


「噂は……」


誰かが。


震える声で続ける。


「噂は、本当だったのか……?」


誰も答えられなかった。


その時。


鋼鉄の巨人の一体から。


拡声された声が。


平原全体へ響き渡った。


『ガルディア王国軍へ告げる』


セシリアらの協力で作成された現地語。


『直ちに武器を捨て、進軍を停止せよ』


兵士たちがざわめく。


『抵抗しなければ、生命の安全を保証する』


バルガス将軍は。


その言葉を聞き。


顔を怒りに染めた。


「馬鹿にしおって……!」


剣を抜く。


「全軍!」


叫ぶ。


「戦闘準備!」


魔導砲が前へ出る。


飛竜が羽ばたく。


槍兵が隊列を組む。


五万の軍勢。


対する。


アストリア軍。


八百。


だが。


戦場に立っている者の中で。


どちらが圧倒的に不利なのか。


正しく理解している者は。


まだ。


ほとんどいなかった。


---

**第一章 第七話「最後通告」 完**


**次回 第八話「五万対八百」**


ガルディア軍は、圧倒的な兵力差を信じて攻撃を開始する。


飛竜隊が空から迫り、魔導砲が火を噴き、数万の兵士が前進する。


だがアストリア軍は、真正面から人数をぶつける戦争など最初からするつもりがなかった。


索敵、航空優勢、長距離火力、無人機、戦車、そして巨大人型機動兵器。


異世界で初めて。


「現代を超えた軍隊」が本気で戦場を支配する。

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