奴隷は☓☓に、囚人は◯◯に
生きると言う事は責任を背負う事だ、君の義務を果たせ
森林が開けた場所に樹龍様がいた、姿は巨大な鹿の様な4足歩行で翼があり額に2本の樹木が突き出ているその様神々しく目を閉じていた
「今日は死ぬには良い日だ、そうは思わないか隣人よ」
そう言って樹龍ウィンドル様は俺達を出迎えたまるで俺がイヤ俺達が何をしにやってきたか解る様に。
キャス様が慇懃無礼に喋り初めた
「樹龍殿それはまるで僕たちが来るのを承知していたみたいですね、目的も知っているのでは抵抗なく僕たちに殺されて下さいよ」
「無論断る特に我々の隣人キャスに働いた暴虐、この我が知らぬと思っていたのか、この龍山山脈の森林は我の目と耳と知れ!!」と一声龍の咆哮が辺り一面に渡ると思った瞬間にはファティマ様の華麗なる歌声で相殺されてしまった。
逆にアマリ様の龍の吐息を真正面から食らうが、周りの森林を操り防いだ。
「まさか同胞の模倣した技を喰らうとはな、くっはははこれだから長生きはしてみるものだ、今度はこちらの番木霊達よ鳴り響かせ、古語の一鳴き」すると地面が割れルイ様達を上下に分断しにかかる上段にアマリ様、シナノ様と俺、下段にルイ様、ルリ様、マルティナ様、ファティマ様に別けられる。
そこでルイ様はこう言った「シナノ僕の影に渡れ、アマリ出番だ[暴君よ暴走せよ]」
シナノ様ははっと言って直に影を渡りルイ様の横に来た、アマリ様は命令を受けた瞬間から体が震え背中から飛膜が飛び出し四つん這いになり体から鱗が現れ頭のみの人の小型の飛龍に変化した。そして「ギャギャーーGagaega」と奇声を上げて先程より強力な[滅びの吐息]を連続して撃った、これには樹龍様も堪えた様で左側の翼が吹き飛んだ。俺は余波で吹き飛んで上段から下段に叩きつけられた。
マルティナ様が第一位階の魔術である、[死者の極光]で追撃を行い、尻尾を切断してきたが樹龍様は切断面から木樹を生やし周りを吹きとばす活きよいでぶん回した。そのまま傷ついた体から樹を生やし空中に飛びだした、樹龍様は翼で空を駆け、アマリ様との空中戦を行いつつ攻撃を避けていき、反撃の一手として周りの樹木の枝を操り鋭くして襲わせた。
それに対してルイ様が帯刀していた剣を抜き[導きの刃]を使い、ファティマ様の[伝説の魔力]の力で周り全ての枝を焼き払った。
その間にルリ様が空に[極限の死]を使いアマリ様に死をかけたバフをかけて更に力を与える事で空中戦は結末を迎えてた。上からアマリ様だった動物が落ちて来た。樹龍様がその上に乗って張りがある言葉で語るが体はボロボロで今にも死にそうであった
「一緒に冒険をして絆を育んだ者さえ、生贄に捧げ使うとはやはり貴様ら教会の連中は外道だな」
「どちらが外道か良く考えて物を言え化物、神の似姿に瓜二つである我々人間こそが至上なのだ、それは唯の兵器でしかない、道具は使ってこそ一番幸せなのだ」
「どうとでも言え汝らの言葉は我には何も響かぬわ、キャス汝だけでも生きよ、主よ我ここに古の契約を破棄し恩寵をお渡しする事を許したまえ」
そう言って俺に蒼い息吹を吐いて来た、それは絆の力で俺の奴隷契約の無効化であったが、ルリ様が[シュレディンガーの猫]を発動し絆の力は無効化された。
「何と我が命の命運が書き換わるとはもう何も出来んわ、さらば隣人よ最期のことばだ、生きると言う事は責任を背負う事だ、君の義務を果たせ」
そうして俺の恩人は亡くなった、そうココで恩人の最期に対して報い無ければいけない、義務を果たすのだ。
俺は確かに奴隷で何も出来ないが言葉を話す事が出来る、口を閉ざされても目で意思を伝える事が出来る、今やらなくて何時やる漢の義務等決まってるいる、愛する女性を助ける事だ!!
俺は頭から血を流し両肩が外れている状態で吠えた
「馬鹿マルティナ何時まで悲観しているつもりだ、来世なんてそんなもん来るわけないだろ!!今戦わないで何時戦う、俺はここでルイを殺して自由になってやる、俺の隣に立ちたいならお前も力を振り絞れ!!」っと言って樹龍様から落ちた鋭い枝を口に加えルイの心臓目掛けて飛びだした。
パーティーの奴らは俺の言動と行動に呆然としていたが、ルイが止まれっと言ってきたが俺にとってそれは既に意味が無かった。
俺を支えて勇気を与えてくれるのは俺に愛情を与えて絆をくれた人々だ、だから契約書なんて既に燃え尽きているのだ。昔会ったことがある赤髪の冒険者ビール(珍しい名前だったので良く覚えている)が勇気とは信念を貫き通す事だと教えてくれた。
「来るな来るなまだ僕はまだ死にたくない!!誰か助けて」
「おおおおおおおお!!」
[空蝉の術]、[軍霊襲撃][花鳥風月]
パーティーの奴らがスキルを使いルイを助けた、後1歩、2歩足りない、ここまでかと諦めたいがそんなもん犬にでも食わせてしまえ、最期の言葉が漏れ出す「マルティナ君が好きだ」
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この奴隷は何を言ってるのか解らなかった、まさかマゾか?私が好き?何を言っているのだ、訳が解らない。
すると私の手が勝手に私自身の首を締め付けてきた、何だこれはどうなっている?何だ?そうして突然声が聞こえてきた
(キャス君は殺させない!!私が守る、ここで意識を失うのはお前だ!!私は生きるキャス君と共にお前は邪魔だ!!)そう言って来た。
何だ?何が起こってる?記憶が逆流して来てやっと解ったこの声は私だ、あの幼い娘だ愚鈍で何も出来なかった奴だ。
まだ死んで無かったのか、これは逆に有利だこのまま飲み込んでやる。
だが「お前は自らの腐った魂の劣化さえ気づいていない、私の体返して貰う」
何?なんだ?何故小娘如きが何百年生きた私の記憶に勝る、腐ってる?何が?私は正しい善だ「哀れね、最初の願いさえ忘れてしまうなんて、貴方も愛していたんでしょ?」
そうだ私は一人ぼっちなあの方を愛していたから何処までお供する為に生きてきたんだ。
「私は年月なんて要らないもし若返りの魔法が使えたとしてもキャス君と愛する人と生きて、そうして死ぬんだ、だってそっちの方がカッコいいから」
駄目だ負けた、私はこの瞬間に負けを認めた、そしてマルティナの魂に飲み込まれて行った、せめてマルティナが私の記憶で傷つく事を願って。
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「あーあびっくりしたこの奴隷何時の間に契約解除したんだ」そう言って尻もちを着いている愚者を置いて私は愛するキャス君の横に走り第一位階の次元渡りの魔法を使った。そのままルリに牽制の魔術を使い私達は龍山山脈から脱出した。
そんな奇妙な物語を戦の聖女ヒストリアに話した、彼女はキャス君と私に跪き「私戦の聖女ヒストリアは汝キャスレイを勇者と認めます、またマルティナ=ローザン改めて黒の聖女として認めます、主を許したまえ」
こうして私達は勇者と聖女となった。
キャラ設定に吉兆の勇者パーティーの情報を更新しました
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