奴隷としての人生
奴隷には2種類居る、魂の奴隷なのか自由の奴隷であるのか
キャスの奴隷としての生活はここから始まった、朝は早く起き、パーティーの為に朝食を作った。
彼女達の朝の準備に間に合わないと四つん這いにさせられ腹を蹴られた、時間を知る術などキャスは知らないし彼女達が起きてくるのもまちまちだったので毎日蹴られ殴られた。
一番たちが悪いのはルリ様で寝起きが悪いのでアレが不味い、コレがヌルいと文句をつけてくるし手や足がそこら中に体に飛んできて痛みで気絶する程だった。
次はマルティナ様で勇者ルイに女として見て貰う為に彼にしなだれかかり淫靡さを見せつけられた、それを見てしまった後は旅の準備が終わった後出発する前に森の奥に連れ込まれセンズリを命令されたりして性的虐待を受けた。
アマリ様はこのパーティーで扱いがキャスの次に悪く、そのせいでより立場が悪いキャスに何かと悪辣なイタズラをしてきた。
シナノ様はなるほどコレが大陸文化なのですかと言い勝手に得心していた。
ファティマ様は基本無視そこにある物として扱われた、名前を呼ばれずお前とか貴様とか。
基本はルイ様を中心に回っていて何か不都合があると殴られ蹴られた。
女性陣達は彼の寵愛を受けるために日々媚びを売っていた、夜はその日のお気に入りの女性がルイ様に喚ばれ添い寝をしていた、喚ばれ無かった女性陣に暴行を受けてストレス発散の道具にされるのは日常になってきていた。ルイ様はまだ少年なので夜の営みは無かったが皆その日は近いと考えていたので、暴行、暴言は激しさを増していった
昼間はキャスが道案内をしてシナノ様が持ち前の隠密術で索敵した、シナノ様は特に殴ったりしてこないので昼間は安心出来た。
夕方は早めに寝床を用意して夕食を作った。ルイ様は早めに寝床に入って1日の疲れを癒やした。
そんな日々が7日続いた
夜の見張りはキャスの時間が長かったがこの旅で独りなる貴重な時間で大切な物だった。一息つけるほんの少しの瞬きの様な一瞬であるがキャスに取っては家族の事や樹龍様の事、一生奴隷として生きて行かなければいけないか等考えることは沢山あった、一つ一つ考えて行くと涙が出てくる。辛いなら死んでしまおうとしたが今まで人生で死にたいなんて考えた事など無かったので死に方さえ解らなかった。
満天の星の元、ただ綺麗だなと思っていたら見張り番の交代らしくマルティナ様がやってきた
「コッチを見るなエロガキ、はっあーなんでこの私がお前見たいなガキの次なのか、今度アマリを虐めてやろうか。それかこの私の姿で寝る前にセンズリこくかエロガキ」
「そんな事しません、俺はただこんな仕打ちにあって死にたくなっただけです」
「なら今お前に自殺禁止の命令を出すわ、樹龍の元まで行けたらお前なんて役立たずなんだからそれこそ二束三文で何処かの貴族に売ってやる、あっはははなんて楽しみなんでしょうか、聖なるかな聖なるかな」
その時キャスの堪忍袋の尾が切れた
「マルティナ様は本当に聖女なのか、聖進教会は奴隷制度を否定してるって聞いた事があるし、そんな下品な言葉を使うなんて主が許すなんて考えられない」
「アンタまさか主なんて信じてるの〈そんな物〉教皇様が成り代わった時に追放されたわよ、教皇様こそがこの世でただ一つの正義つまりはこの私聖女こそがその御業の代行者それに反論するなんてまさに愚者だわ、決めたわお前の言葉でお前の村も大罪を犯したとして皆殺しにしてしまいましょ、それでこそ溜飲が下がる事だわ」
「そんな、俺は良いけど皆はどうか助けて下さい、何でもしますから」
「良いわ、その言葉信じましょうただし今度生意気な言葉を言ったらその時はどうなるかわかるでしょ?」
(信じてはいけないわ、この性悪は約束なんて守るつもりなんて放っから無いのだから、貴方の大切な人達は今反抗しなければ死んでしまうわ)
またノイズだ何か大切な事を言ってるのは解るが何なのか解らないけれど反抗しなければいけなきゃ行けない気がしてきた。
「この、野郎様ー!!」顔面を殴りつけようとしたがマルティナは一言、動くなと言っただけでキャスは動けなくなり腹を殴られ、倒れて地面にキスした体勢で顔面を蹴られた。
「貴方のせいであの村は撫で斬りに決まったわ、慈悲深い私は貴方に奴隷としての人生を挙げる、ああ聖なるかな、聖なるかな」(マルティナを助けて!!)
そしてキャスはラフィールの助けの声を再び聞き今度こそマルティナと出会った




