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復讐と言う黒い愛

絶望とはこの世の悪夢でありソレを治すのは復讐しか無い

 其処は黒い場所であり上も下無い虚無のの空間であり一歩歩くだけで存在が否定される様な不安定さがあったソコに1つの映像が流れて来た。


 マルティナが張り付けにされ長槍でブスブスと差し突かれてた、キャスは怒りに燃え己の怒りのままに聖進王国の国民を殺す姿を。


 マルティナはキャスが妄執の聖女に言い寄られそのまま勇者として成長して行きヒトを救う姿を見せられた。


 ヒストリアは己が聖進教会の手伝いとして戦の聖女として人外のヒトを殺し笑みを浮かぶ姿と悦楽に沈む心を。


 ガロンはキャス達に騙され鎖に縫い付けられて同胞の人外達が殺される映像を。


 アブサンはヒトが一人も居なくなった星で孤独に暮らす姿を。


 ハルシオンはかつての魔法帝国の栄華とその破滅、数々虐殺を見せられた、子供が広大な穴に落とされ火で炙られる姿を、青年達がただ一人生き残る為に殺し合いをして、生き残った一人も拷問にかけられた。女性は一人残らず犯され殺されていった。


***********************

 地下迷宮の玉座の間では暗黒に塗りつぶされた繭が6個あった、その繭から6人のヒトびとが出て来た。


 その姿はかつての姿通りだっただが地下迷宮の主は変質したと思い込み声をかけた。


「汝らの悪夢は現実に起き得る事、その芽を潰す為に我らに協力してくれ」


だがしかし勇者だからこそ地下迷宮の主の思惑を裏切る。


 「俺はあんな未来ごめんだ、だがなそれでアンタ達の復讐に乗っかるのはもっとゴメンだ、復讐ならアンタ達だけでやってくれ、確かに俺は教皇を殺すし敵対する奴がいたら殺すがなにも虐殺が望みじゃない」


そうだよな皆と仲間を信じて声をかける。


 マルティナはキャスへの親愛を、ヒストリアは未来への希望を、ガロンは後悔はしないと、アブサンは情報を記す事こそ意味があると。


 そしてハルシオンは過去に合った事と同じ事をするのは間違っていると。父上、母上復讐等止めましょう。それより3人で温かい丘に家を建てて穏やかに暮らしましょうと。


 ソレを聞いた地下迷宮の主達は強いなと一言こぼし選択肢を提示するここから出るには仲間になるか、敵対するかだ。


 ソレを聞いたキャスはニカッと微笑い。

「なら3番目だ客人としてココで歓待してくれよそれぐらいの器はあるだろう」

と何でもないように言う。


今までは厳かな表情だったそれをキョトンと間が抜けた表情に落とし豪快な笑みでくっははははと返すのは眩しいモノを見たゆえだろう。


良いだろうだが保険として汝らと盟約を交わすのだ内容はお互いのパーティーとココの仲魔での殺し合いが出来なくなるコレは嘘偽りは無い。


ハッじゃあさっきは嘘偽り合ったってことか。まあいいその盟約受けよう。


そう言うと玉座と凶兆の勇者達との間に光の線が伸び混ざりお互いの手に紋章が宿った。


じゃあ酒宴の手はず頼むぜ、オレ達はゆっくりと施設を見てるからな。


確かに、施設見学なら温泉も湧いてるから疲れを癒せば良いだろう。


***********************

 冒険者ギルドの斡旋者はS クラスの暁の風をパーティーに加えるのは止めといた方が良いぜ、あの3人が他の奴を認めるとは思えないからなと言っていたがルイは自信満々に彼女達に話しかけた。


 初めは胡散臭う気味に話を聞いていたがだんだんと話が温かくなって行きいつの間にかルイの話にのめり込んでいた。


「この地下迷宮の奥底に僕の力を奪った邪悪な奴がいるソイツを殺す為に君達の力が欲しい仲間になってくれ」



「ああ貴方様の様な勇者から力を奪うとはなんと不遜な奴だこの暁の風リーンライヤ=ヴァーシュ、タール=ボーン、ナリュ=デーク貴方様の刃となりましょう」


だからこそ本人達も仲間に加えてくれと言った事が不思議であったが自分達の心を溶かしたルイに信望を感じてしまった。


吉兆と凶兆両勇者が交わる舞台が始まる、彼らの死闘その先には何が待っているのか?



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