悲しきヒト
涙は友に預けた、今の私は復讐者
玉座の間に入るとその広々とした空間に高位貴族と一目で解る豪奢な服を着た婦女子達が30人いた、その瞳は赤く充血していてまるで血の様だった。コイツラは第三世代の吸血鬼だと考えるより早く感じられた。
そして奥には玉座に座って柔和な笑顔を浮かべている褐色の肌の髪が金髪で青い下着を見ている綺麗な女性がコチラを見つめていた。そして手前には紅い髪に赤いマントを着た女性が睨んできた。彼女が吸血鬼の女王だろう
怯みも無く皆己の仕事をし始めた。先ずは手前のザコを倒す為にアルシェがアルシェがアマテラスで広範囲の敵を薙ぎ払った、リアはタロットを展開してマイツルの援護のバフをかけて、マイツルは一目散に壁をかけてそのまま天井に足をひとっ飛びで女王に近づき極限髪で粉微塵にした。
だが群がっていた吸血鬼の女性が1人灰になる代わりにに女王は生き返り名乗りを上げた。
「全く無粋なやからコレだから聖進教会の奴らは嫌いだ、そう私が吸血鬼の女王シスターソーニャ、貴様らの名を聞こうその名が私の下僕になるのが楽しみだ、イザベラお前は私の子世代にバフをかけ続けろ」
冷酷に王女に命令を飛ばし、王女は王女でうやうやしく頭を下げ命令に答える。
「かしこまりましたソーニャ様」
そしてそれを見ながら光跡の勇者は名乗りをあげる。
「オレ様の名はセレスティア=ルーデンベルグお前を殺す者だ」
「カーラ、アルシェはココにいるザコを倒し続けていけ、ザコが1体死んで奴が復活した多分ココにいる奴らの命が奴の命のストックなんだろう、私達はソーニャを最短で打ち払う、アルシェ道アマテラスで作れ」とセレスティアは言った通りアルシェがアマテラスで穴を空けて2人は向こう岸に渡っていった。
「そう簡単に行くかな?」
とソーニャは不敵に笑い〈召喚されよ我が下僕よ〉と唱えたなら先程からアルシェが殺した吸血鬼が復活して行きパーティーを分断した。
それを見て皆驚愕した、奴は不死身なのか?イヤ何かカラクリがあるはず。
確かにセレスティア達が考えているようにカラクリはあったがそれは途方も無かった。
カラクリを見破るつもりで先行したマイツルがソーニャに詰め寄ったがソーニャは笑顔のまま自身の血を吸ったマントから大量の血を激流の様にして放ちマイツルを飲み込んで自身の血族化しようとした。
それを壁に張った自身の髪の毛を踏み台にして空中で体勢を変えて避けて行き地面に着地したと同時にタン、タンとリズミカルに足を鳴らし最短にして最速で今度は星月夜で首と胴体を泣き別れにした。
するとまたザコが1体灰になった。それを見てハルシオンが声を荒げて答えを言い当てる。
「セレスティアの言う通りザコが命のストックだろうだが、ソーニャを殺して灰になった奴が復活したわけじゃない、アルシェやカーラが殺した奴が復活したんだだからひたすらソーニャを殺して行くしか手がないだろう」
不敵な笑みは更に優しい柔和な笑みなって答えを言う。
「あっははははそうよ正解、貴方の言う通り命のストックはこの城にいる第三世代の吸血鬼全てよ、そして第三世代すべてを殺すには私を殺し続けるしかないの、そうたった156回そして私は殺せば殺すだけ強く頑丈になるのよあっははははどうよ負け試合に挑む気持ちは絶望したかしら」
だがハルシオンは真理を突く。
「どうだかな禁忌黙示録を読んだ事があるが確か第二世代までは殺すのも困難になるが第三世代になると殺し続きれば第四世代になると書いてあった、お前の言が正しいならココにいるザコを消しつつければ世代は堕ちて行くんじゃないか」
ソーニャの笑顔はピキッりとヒビが入り感情が無い能面の様になって聞き返す。
「貴方誰禁忌黙示録なんて禁書読んで正気を失わないなんて普通じゃないわ誰、だれ、ダレなの?」
「聞かれたなら答え様我が名はハルシオン、父の名前ラルド、母の名前リーベ、魔法帝国の遺児なり」
ソーニャは呆然とした顔で殿下と泣き声をあげる。
「どうしてですか殿下なぜ聖進教会の味方をなさる、我ながら忠誠を誓う御方なのにどうして私に剣を向ける?」
「許せないないからだお前も父、母も無辜の民を傷つける行為そのモノがだ!!」
「あっはははは殿下が剣向けるそれはしかないでしょうですがまだ問題は片付けていませんよ、この広間の第三世代を倒して世代を堕としたとしても30人程まだまだ足り無い、城の中に隠した下僕達それを見つける方か私を100回以上殺す方どちらにしてもてが足りませんよ」
セレスティアはソレを聞いた時にニタリと笑いパーティーに命令する。
「カーラ満月の決戦劇場だ城にいるビールと対峙している敵以外の全てのヒトを飲み込め、アルシェはそのままザコ刈りしてひたすら殺し続けろ攻撃はマイツル後何十回も殺し続けろ回復は私とハルシオンが交互にやり隙が出来たらそのままダメージを与えるぞ、ココで死地を稼ぎこの戦いを意味ある戦いにしてこそ勇者だ」
「了解、けど満月を出したら維持の為に私は動けなるからリアよろしくね」
「はっいいそこでどうして私が出てくるんですかカーラ私なんて占いしか取り柄が無い非戦闘員なんですけど!!」
自衛とタロットで運命変更出来るじゃない。
と言ってカーラはコウモリの翼を生やして中空に飛び出し。
「我に宿る満月よその身をさらし全てを飲み込め!!」
そうして満月が浮かぶ広大な劇場の中に全てのヒトビトが囚われた。ココからはひたすら消耗戦だった、ソーニャをひたすら殺し続けるマイツル、ソレを受けて何度でも蘇り強くなってくるそして攻撃の威力が上がり一手、二手、イヤ五手、六手と読み攻撃を躱さなければならなかった。
セレスティアは魂魔の杖で魔弾を撃ったり槍にしてリーチをイカして貫き続けた。
回復の手を動かしながらハルシオンは魔眼を使い風の刃をいくつも作り八つ裂きにしていった。
アルシェはアマテラスで第三世代の吸血鬼達をひたすら殺していった。戦線は崩壊しかけていたがソレでもギリギリ粘っていた。
マイツルのスタミナもなくなってきた時からザコの吸血鬼が一気に消えていった。そうアルシェの攻撃が遂にザコを駆逐し始めたのだ。
そこからは一気だった、セレスティアはココが攻撃の要とばかりに獅子流星を抜き己の全力を込めた一撃はそのまま2つの命を切り裂き、ハルシオンは真空斬撃を抜き剣士としてソーニャと対峙してその命を奪い続けていき。ザコももう1人もいなくなりソーニャは逃走を考えたが其処は決戦劇場カーラを殺して解除しなければならなかった。
「どうやらこっちが1枚上手だったらしいな、なあソーニャ悲劇は何度だって起こるだからこそ俺様は神話を終わらせるんだよ」
セレスティアは獅子流星の長刀でソーニャを縦に切り裂いた、だが勇者達の行いで戦争の駒としての意味は無くなったがインガル王国は国民も王族も貴族も破滅していき地下迷宮の復讐はなされた。
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