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平穏の終わりと次なる目的

唐突に平時は戦時になるユメユメ忘れるなかれ

神歴563年 春

 俺とガロンは相対する敵に対して黄金流転で動きを封じて行き、ガロンの前線を押し上げて行くジリジリと。


 敵はしびれを切らして接近してきて、太刀の周りに杭状に固めた海水を六本展開して半数の三本を僅かな時間だが時間差で打ち出してきた、感覚としては1本2秒ぐらいである。


 それをガロンがあえて黄金の体表で受けて俺はガロンの巨大の影から反対側から飛び出して自身に黄金流転でスピードを増幅して一気に相手との距離を詰める。


 相手は距離を測り間違いをしたが直ぐにガロンに対して杭を牽制で打ち出し、右手のライフルで俺に対して魔弾を打ち出してきた。


 俺は黄金流転の霧を全力で出して目眩ましする、それを隠れ蓑にして狙いを外して、勘で上空に飛んだすると2本の槍が霧を切り裂く様に横方向に飛んで来た。


 上空から下方向に飛び出したが其処には海水を周りに展開して壁を作っていた敵がいたが俺はあくまで囮本命は反対側で防御体勢で合ったと思われていたガロンの牙、俺に集中させて敵に虚を作り意識をずらしそのまま敵役で合ったヒストリアを降す。


「ふう〜ココ一年で何とか連携の形を作れて来ましたね、良いことです。正しあくまで私達の手が解っている状態だと言うことを忘れない様に、真の戦いは何があるか解りません、敵の手を予想して自分の力と味方の連携そこから見出す戦いの真髄そこからが本番です、まあですがキャス君、ガロンお見事です、さあここからは自分自身の力の把握の為の座学です、物理担当の私達前線が崩壊させず後衛を楽にする、それだけでパーティー全体の生存率を上げますのですから」


****************

 「先ずは全体のおさらいです一般的には魔法とは世界に満ちているマナこれらを使い大規模かつ大掛かりな儀式が必要な魔法を使えます、逆にオドとはヒト1人が持つ循環している魔法の元ですコレを使い小規模かつスピーディーな魔法を使います、けれど例外があります私や貴方の様な第一位階や第零位階の魔法使い、それこそ勇者やその仲間または世界と隔絶した隠者等はオドのみで大規模な魔法を使えます。ココまでは大丈夫ですね」


「ハイ、師匠それで私は回数制限ですが大魔法を使えると」


「その通りですが貴方の魔法は大雑把なので今まではスピード重視のオドのみの魔法を教えてイエ思い出して貰ってました、ココからはマナを使い世界と交わりながら己の中と外その形を思い出して行きなさい」


「え〜また集中方とか地味な修行ですかー私それよりこうなんか凄い魔法で仮想龍とかと倒す魔法覚えたいんですけど」


「は〜このバカがソレは既に己に馴染んでいる後はそれらを思い出し妄執の考えに飲み込まれず自己を守り味方を守る事だ、いい加減学べバカ弟子」


「え〜イヤな物はイヤなんですけど」

そんな言葉合戦をしているとこの仮想世界の外からアブサン少し良いですかと話し声が聞こえてきた。コレ幸いと私は元の世界に戻りキャス君の元に行く、こらバカ弟子全くと後ろから声が響いて行くが私は無視して走り出す。


************

全くあのバカ弟子はと思いつつ話しかけてきた声の主メルクに何か?と問いかけるまあ話しの内容は大体解っているが。


「彼らが訪ねてきてそろそろ一年私が中央を牽制して来ましたが限界が近いです」


「ソレは私に言う事じゃないだろ勇者であるキャスに話せ、それとも娘との離別が悲しくなったか?」


メルクは平然としかし僅かな悲しみを帯びた声で冷徹に話す


「まさかこの天空都市を統べる者としては彼らが邪魔ですよ、貴方の言と我々の希望で無かったらココまで庇う事は無かったでしょうね」

だろうな、コイツは守る者達の為に全てを捧げる奴だ、だからこそ今までこの男の温情に生かされてきたのだ。


「それで残り時間は?」

もうまもなくと言って男は去る、私はかつて父だった男の姿を見送り寂しく独り言を言うもう一年か。


その日の夕食メルクから話しが合った。

「天空都市全階層統括者メルク=テンとして話しがあります、貴方がた凶兆の勇者達が天空都市に来て約一年になりますお祝いしたい所ですが、実は聖進王国から戦の聖女の安否確認の話しが何度か来てますさらに何故かキャスと言う少年の所在確認も来ています、戦の聖女は死亡、キャスと言う少年は不在としていましたがこのたび吉兆の勇者ルイがコチラに向かっている事が聖進王国に潜んでいるコチラの間諜から情報が来ました。その為天空都市を戦場にしたくないので出来ましたら今日この日を持って旅立ってもらいたいですがどうですか?」


ココに勇者達を導いた私は一言キャスレイ=バルカ君が決めろと言うと。


キャスはああそんな気はしていたココでの日々は未知と成長の時間だったのだろうな。俺もココが好きだだから夕食後旅立つよ。


「ありがとうございますキャスレイ=バルカ最後の助言として亜人商工会議所の盟主カノッサ=グレンを訪ねなさい彼なら貴方がたをより強くしてくれるでしょ」と言って来たキャスは判りましたそこを目的地にしましょう今までありがとうございました。


そう言って我々は夕食を食べ各々の持ち物を手に取り旅立ちの準備をした、メルクはでは貴方がたと我々により良い導きがあらんことをと言って、天空都市の屋上から特別列車に乗り込む私達を見送った。



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