塔の全階層責任者
私が此処の責任者になったのは成り行きでしかありません
高さ6000mのそこは一層が約1000mで区切れている半径6kmの巨大構造物である、各階層には管理者がいて民主的に選ばれた人物から多数決で決められた人、はたまた国の様に王族が支配している者、更に長命種が独裁者として君臨している人物等多種多様に一層の都市を支配している。此処が他の都市と違う所なのがどの都市にも自由に生き来出来て移住が出来る点である。
移動には縦長な列車を使い移動するなど交通インフラも充分であった。
頂上には縦長の一頭の館が鎮座しているだけである。見晴らしも良いので屋上は観光名物でグラウンドや公園等の広さを使った物が数々ある。屋上には高さ3m以上の柵や空気の濃度を一定にする魔術がかけられている。館には全階層責任者メルク=テンとその家族が住んでいた。
その構造物の前に俺達は辿り着きその大きさに圧倒されていた、此処が俺達の目的の人物が居る場所なのかと。
そして横100m、高さ100mの門がゆっくりと開き中心に何でもお見通しだと言う感覚を与えてくる人物が一人で立っていて回りは縦横100m程人払いされていたそして大仰しく頭をさげ一言お待ちしておりました勇者様達と言った、ヒストリアはその態度の変化は神業ですね、私の時は中央に媚びる様な声と態度だったでしょ。
それに対して、私が上手く生き残ってきた処世術ですよ、ヒストリア様。
「それで此処は一目に付きます、出来たらメルク貴方の館に行きたいのですが」
「勿論そのつもりで特別列車をご用意しておりました、そちらに案内しますよ。」
「ほうーだが我はどの様に運んでくれるのかな?」
「確か普通のオオカミの大きさにできますよね?できましたらその様にお願いします」
「フムその様子だと何やら色々バレているなコレも娘の力か?」
「その辺は娘に話させますよそれでは此方へ、観光等は話が終わった後で人を付けるのでよろしいですかな?」
ああと頷いて案内に従い俺達は住民達に奇妙な視線を受けながら特別列車に向かい、そのまま終点である屋上まで走り去った、因みにガロンはハンモックの様な網に絡まれて乗せられ不快差でもう二度と乗らんと言い放った。
そして俺達は三大の守りの役割を深き飢から聞き、俺にとっての勇者の使命について聞かされた。




