聖女は苦悩する
死神曰く貴方は一生を生きたのだから幸せになる義務がある
辺境のディーツ地方にある天空都市と獣人の里では平和的で合ったが大陸の宗教大国である聖進王国ではこの状態に対して不満が合った。
なぜなら聖進王国の主流は人間至上主義であり他の種族を亡きものにしたいと言う者達が多かった。約十年程前に滅んでしまった魔法帝国が合った時代はまだ聖進王国も国際的な観点からは融和的で合ったが帝国が滅んでしまった後は他の種族に対して排他的になっていた。
そんな状態を解消する為に戦の聖女ヒストリア=リードが単騎で現状の視察をしにやって来ていた
天空都市では全階層責任者であるメルク=テンに熱烈な歓迎を受け、中央の意向はわかるがなんとしても現状を理解して和解の為に尽力して欲しいと言われた。
天空都市の市民達は獣人達とも融和的で問題もなかった、天空都市で1週間程過ごした後は獣人の里に赴く事になっていた、メルクからは案内人を付けると言われたが彼女はそれを拒否した自分自身なら危険から守れるが他の人は解らないと、それなら紹介状を書きますと言われて彼女としてはそれを受け入れた。その道中の砂漠でのオアシスで休息を取っていた時に事体は動いた。
「うーん良い天気ですねこれなら後2日程でしょうかね、としても現状を教皇猊下と王国の中枢の貴族様方になんと言って良いのか。私としては揉め事は無いって報告したいんですけどね、戦端のこじつけを作りたいのでしょうがね後5年、10年は平穏でありたい物です。中間管理職も辛いですね。まあだからこそ穏健派である私が来ることになったのたですがね」
そろそろ出発しようとした時に空間にヒビが入り誰かが空間移動してきたのだ、オアシスの木は衝撃で軋み、泉はさざ波がたったのである。
ヒストリアは腕を頭に乗せ体を這いつくばらした。そしたら2人の人間がやって来た、一人は妖艶な服を着た熟女ともう一人は少年であり体の中心から血が溢れていて顔は青白くなっていて死人みたいであった。
ヒストリアは女性の方に見覚えがありと言うかもっとも嫌いな女性であったので怒りの声を上げた。
「マルティナどうして空間を渡って来たのですか、犬猿の仲であると思っているのは私だけなのでしょうかね」
ヒストリアの声は良く通っていたがマルティナは無視して少年の体を抱いて聖魔術で体を治そうとしていた。「キャス君、キャス君いや行かないで戻ってきてお願いお願いだから」
そんな様子だったからヒストリアは自身もやる事をやる事にした。
「ああもう良いですよ、それよりそっちの少年ですね、仮にも聖女を名乗っているんですから私にも見せてください」
と言って様子をみたら即死じみたお腹の傷を見つけ慌てた。
「マルティナ貴方はそのまま聖魔術を私は火の鳥の血を飲ませてみます」
と彼女は言ったが内心では6対4で少年の死を覚悟したがその時彼女に神託が下った[彼らを守れ]とそして数刻もせず少年は生き返った
「ごっほ、ごっほマルティナ、マルティナ何処だ!!」
「私はここよキャス君私を助けてくれてありがとう、それから戻ってきてくれてありがとう」
「良かった、けどここは何処だ?龍山山脈では無さそうだけど?」
「解らないわ、けどキャス君が無事で良かったわもうそれだけで良いわ、なんだか涙がでできちゃう」
「泣くなよ、俺は大丈夫だから。お前も無事だし何とか死地から逃げられたみたいたから」
何か良い雰囲気で2人の世界を作っているのでヒストリアは怒りを思い出してきた。
「あのですね!!マルティナ何やってるんですか?その少年は誰で何で死にかけていたのか等、説明してくれても良いのではないですか?それにあなたはルイの担当でしょパーティーはどうしたんたですか?」
妖艶な美女は似合わない幼稚な顔をしながら逆に武人である聖女に聞き返す
「貴方こそ誰?」
コレに対して戦の聖女ヒストリアは遂に堪忍袋の尾か切れた
「貴方がそんな態度を取るんですね、解りました私と貴方で認識のズレがあるみたいですね、私ちゃんと言ってませんからね貴方の事嫌いって、大嫌いです」
すると死にかけていた少年が言い出す
「待ってくれ貴方は誤解してる、確かにあの性悪は俺も嫌いだが個々にいるマルティナこそ本物なんだ信じてくれ頼む」
それを聞いた戦の聖女は
「少々気になりますね、私の名前はヒストリア=リード、貴方の名前は?」
「俺の名前はキャスレイ、苗字はないキャスって呼んでくれ」
「解りましたキャス何が合ったんですか貴方とマルティナ、それと勇者ルイ達について知ってる事を全て話してくださいもし貴方が話に嘘をつけば私は貴方を殺します」
幼稚で妖艶の美女である聖女は言う
「貴方にキャス君を殺させるなんて事は絶対にさせない、黒の聖女マルティナ=ローザンが誓うわ」
「満身創痍の貴方に出来ますか?、無理でしょ、今はキャスの話次第です、さあどうぞ貴方は何者ですかキャス?」
キャスは話始める自分の短い数奇な人生を




