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神々と勇者達は狂乱に舞う  作者: ボロニアル
凶兆の勇者の章
13/24

試練とは宴なり

人生において試練とは三度ある。

虚の先は螺旋階段になっていって上の階段が広く、下が狭まってくるすり鉢状で最後の一点は闇で空間把握が困難になっていた。


「ココからは独り闇の中真っすぐに進んで行け、多分お前の試練は厄災級、勇者と呼ばれるならそれぐらい治めてみよ」


「勿論そのつもりだ俺は悪運は強いからな、お前と一緒に宴に出る為にそれぐらいはやってみる、それからガロンお前と話してると何だか楽でな、短いやり取りで俺はお前の事好きなったよ」


「我も同じく、キャスよお前は生意気だがソコが良い、無事試練を乗り越え戻ってきたら宴で酒でも飲み比べでもしよう」


ではな(試練)の先にて、汝を待つと語りガロンは来た道を戻って行った。さてどんな試練なのかキャスは知りようも無かったがワクワクしていた、その辺は少年が持つ好奇心と興味で彩られていた。


空間は地下とは思えないぐらい広く、暗闇で足元も少ししか見えなかったが先の方が明るくなっていた。そちらの方向にそろそろと歩き始めると両側に蝋燭が浮かび初め灯りの道が出来上がった。足元がしっかり見えると楽になって普通に歩ける様になってきて遥か遠くに見えた先の明かりが暗闇の中に浮かぶ木製のドアがあった。


息を整え深呼吸してドアを開けた。


開けて思ったのは忘れていた記憶を思い出した事だった、そこはそうあの女神、運命神と出会った場所で彼女はやはりその場に紅茶を飲みながら微笑んでいた。「また会いましたね凶兆の勇者キャスレイ」


「またアンタか試練はアンタを倒せば良いのか?」


「イイエ、貴方の試練は選ばなかった扉を開けてみて一生を過ごし、3回目で貴方や仲間の生き死にを決定する事です、因みにどの扉を開けても貴方が不可能を可能にしたからのでマルティナは救われてます」


「厄災級とか聞いてたからもっと難しい物かと思っていたが簡単すぎて拍子抜けしたぜ」


「それが難しいから厄災なのですよ」


じゃあ先ずは左の赤色の過去から行くか、にっと明るく笑いながらキャスは扉を開けて入って行った。

運命神はどうぞいってらっしゃい一生を。

****************

運命神は微笑みながら一生は一生ですよ貴方はどんな過去に生き死ぬのですかね。それは多分現在の貴方を一番傷つける刃物ですよ。ああ幸せの揺りかごで眠りなさい。


どんな過去も泡の様な物、浮上してパッチンと弾け飛び幸福と悲劇を撒き散らし、けして消えない傷を作る。



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