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キスの理由


唇に感じる柔らかいもの・・・。

そう、夢じゃない!!


「なんつー顔してんの」


呆れたような声に、目を開けた。


「な、なんでっ!」


「何が?」


「き、き、き、・・・・」


「したくなった」


はぁ?


「初めてなの?」


ぎくっ。


「ふぅーん・・・・上手かったよ」


「!!」


あぁもぉっ!!


「初めてじゃないし・・・」


「ファーストキスはいつ?」


「・・・中3・・・・」


「誰と?」


「・・・同じクラスの子・・・」


「どっちから?」


「・・・どっちっていうか・・・ハプニングだし・・・」


「つまり、お互いその気になってやったわけではない?」


「・・・ぅん・・・」


「じゃあ、ファーストキスとはいわない」


「えっ?

 で、でもでも、舌まで入ってきたよっ・・・ちょ、ちょっと・・・・」


「お前がバカみたいに、口開けてたんだろ」


「うっ・・・」


「まぁいいや」


どうでもよさそう・・・ムカつく!!


「彼方はいつ?」


「今」


えっ?!


「ぢ、ぢゃあ、あたしが初めて?」


「そういうことになるね」


え、


えぇぇぇ~!!!







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