平手打ち
またまた!!
小夏ターンです♪
「ま、真夏?」
何で真夏が?
マネージャーなんかやってたの?
「ねぇ、聞いてるの?」
ハッとした。
「えっと・・・はい、そうです・・・」
しどろもどろしなくて済んだ。
「ふ~ん」
真夏を見ていた視線を、今度は私に移した。
「伊藤君とは、どういう関係?」
「えっ・・・」
雹牙は・・・・友達?
でも、向こうはどう思ってるの?
「友達・・・」
「そ」
そういうと、その子達は、私の全身を品定めするようにして眺めた。
「やめてよ!!」
私の前に、小さな日和が立ちはだかった。
日和の背中・・・今はとても大きく見える。
「何が?」
「別に小夏たちがどんな関係かどうかなんて、あんた達に関係ないじゃん!!」
その言葉が頭に来たのか、金色の髪の、1番奇抜な子が怒鳴った。
「はぁ?!
ファンクラブには、知る権利ってものがあるのよ!!」
こ、怖い・・・。
「何ソレ!
ちゃんと本人公認でやってるんでしょうねぇ?!」
「はぁぁぁ???」
すごい険悪なムード。
「うぜぇ!!」
ピアスのたくさん付いた子が、日和を突き飛ばした。
「いった・・・」
「日和?!
大丈夫?」
「テメェもうぜぇんだよっ!!!」
バッチン!!
凄い速さで、私に平手打ちが飛んだ。
その拍子に転んでしまった。
「いったぁ・・・」
強烈な痛みが、私の頬を襲う。
ジンジンしてて、凄く痛い。
「こなっ、」
日和の声がしたと思ったら、急に視界が変わった。
それに伴う浮遊感。
「な、何?」
何が起きてるの?
「大丈夫か?」
私の目の前にあったのは・・・。
「雹牙・・・」
心配そうな雹牙の顔だった。




