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たとえ今、好かれなくても…  作者: 秋元智也
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一条side

一条side


やっと一人になったのを見つけると、颯爽と現れたのだった。


「今は一人か?」

「……一条………せん…ぱい…」

「どうして電話に出ない?いつもの場所に来なくなったんだ?」

「それは……だって……」

「今は一年の坊主が彼氏ってか?全くお前は抱いてくれれば誰でも

 いいのか?なら、ついてこいよ」

「嫌です…だって、一条先輩が……」

「いいから来いって!」


腕を掴むとそのまま引きずるようにいつもの教室へと連れてきたの

だった。


ドアを開けると思いっきり中に突き飛ばした。


よろけて転がるのを見るとわざと笑みが溢れる。


「いっ……たぁ……」

「おいおい、パシリくん乱暴にしていいのか?」

「別に俺のもんに何してもいいだろ?」


そこには数人の3年生がたむろっていたのだった。


「お前抱いて欲しいとか言ってたっけ?キスして欲しいとか?」

「おいおい、一条やんのか?」

「おもしれーじゃん!やったれよ!」


面白がるように周りがやいやい騒ぎ出す。

月島は怯えたような視線を送ると余計に怖くなったのか俯いてしまう。


「おい、怖がってねーか?」

「そうだよな〜、好かれるんじゃねーの?勘違いじゃね?」

「おいおい、怯えんじゃねーよ?お前がして欲しいっていってた 

 じゃん?今からやってやるって言ってんだろ?」


顎を掴むと逃がれようと足掻かれる。

ムキになると頬を思いっきり引っ叩いた。


バシィーンと大きな音がして、月島は床に倒れ込んでいた。


おとなしくなったところでがっしりと顎を掴み壁に押し当てた。

唇に触れると柔らかく、女子となんら変わらなかった。

舌を入れると血の味がじわっとして来たのだった。


いきなり引っ掻いて来た月島に唇を離すと腹に膝蹴りを入れた。

ずるずると床に座り込むと腹を抱えて震えていた。


「なんだよ…それ……」

「おーい、一条くん、あれぇ〜もしかして嫌われてる?」

「だよな〜、めっちゃ嫌がってたじゃん?」

「おもしれーじゃん、嫌がってるのを無理矢理っていいじゃん。

 いっそ最後までヤってやれば?また惚れ直すんじゃね?」

「最後までって?」


一条の質問に仲間が答えてきた。


「セックスに決まってんじゃん」

「こいつ男だぞ?どこに入れるんだよ?」

「あ〜、知らねーのか?男には気持ちいい穴があるんだよ。これ

 見てみて〜」


ゲイ用の動画を見せると、あきらかに尻の穴に性器をぶち込んで

いる姿が映っていた。

そこでは気持ち良さそうに喘ぐ男性が映し出されていたのだった。

マジか……そういえば女はヤった事あるけど男になんて考えても見

なかったな…。


「ほら、こいつ顔は悪くねーじゃん?小柄だし、細いし、バック

 からなら抵抗なくできるんじゃね?」

「確かに…それもそうか……」


確かにと思ってしまった。

女子が代わる代わるいたせいで考えもしなかったが、確かに男と

しても悪くない。

子供の心配も要らないし、生で出して、問題にすらならないの

だった。

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