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HARUMAREA  作者: 火束 大
第三章 『不義選定』
38/58

第36話 『在りし日:・・・・・・・・・・:るふりーナスデ』


「——ごめんう二人とも。ごめんう・・・・・・本当にごめんう・・・・・・」


「あやまらないでう。おかあはなにもいけなくないんう」


「・・・・・・・・・・」




     ⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨




「オラどうしたよ!? お前が耐えねェとこいつらが痛い目を見る事になっちまうぞ! オラ! オラァ!!!」


「ッ! ッ!! ~~~~!!! ・・・・・・。・・・・・・・・・・」


「お? 気絶したか? なっさけねぇなぁ? んじゃ・・・・・・つ・ぎ・は?」


「こっ、この子だけはやめてう・・・・・・! この子だけは・・・・・・」


「いいぜ? お前が俺の暴力に耐えられたら手は出さないでいてやるよ。ま、無理だろうけどなァ!!」


「おぶッ・・・・・・! ぅ、うえっ! うええぇぇぇええええええええええん!!!! いだいよぉ・・・・・・いだいよぉ・・・・・・!」


「ククッ。所詮はガキだよなぁ。本質なんざこんなモンよ。おめぇもそう思わねぇかァ? ぁあ?」


「・・・・・・・・・・」


「けっ。気味わりぃクソガキだよなおめぇは。俺に殴られてもこいつみてぇに泣きわめかねェしよ。ずっと喋んねェしよ。てかよ、そもそも言葉を理解出来てないのか? だとしたらこの女の教育の程度が知れるぜ。容姿だけは上玉な女なんだよな。つまり容姿以外は取り柄が何も無いってこった! ギャハハハハハハハハハ!!!!!」


「・・・・・・・・・・」


「んじゃまぁ、今から暴力叩き込むが、簡単に気絶すんなよ?」




     ⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨




「おめうらのおかあのせいであいつらが来ちまったんだう! どうしてくれんだう!!」


「そもそも()()()()()()()()()()()()!? ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!!?」


「ちがうぅ、ちがうぅ! もうやめてう・・・・・・」


「・・・・・・・・・・」


「いや! 間違いなくこいつらはあいつら側だう! ()()()()()()! それが何よりの証拠う!」


「見ないでぅ・・・・・・見ないでぅ・・・・・・」


「・・・・・・・・・・」


「このッ・・・・・・! バケモンがァ!!」


「ッ!! や、やめ、」


「死ね! 死んで詫びろぅ!! 死んじまえう!!」


「いだい・・・・・・くるしう・・・・・・いだぃ・・・・・・よぅ」


「・・・・・・・・・・」




     ⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨




「・・・・・・おかあ? ねぅおかあ? ごはんたべぅ。おきて・・・・・・おきて、ぅ・・・・・・」


「・・・・・・・・・・」


「・・・・・・おかあ、おきてぅ・・・・・・」




     ⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨




「——ここから、逃げぅ。けど逃げぅのは、今だけう。必ず、ここに戻ってくるぅ。二人で、必ず」


「・・・・・・・・・・」


「強くなって、必ず・・・・・・!! あいつらを(ころ)ぅ!」


「・・・・・・・・・・」


「行こぅ。全てを取り戻すためなら、なんだってやってやるぅ!!」



「・・・・・・・・・・うんぅ」



「!? 今、言葉話しうか? 話せるようになっうか!!?」


「・・・・・・・・・・」


「あぁ! 照れてぅか? 可愛ぅなぁ!」


「・・・・・・・・・・」


「じゃあ——改めて、行くぅか!」




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