↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
74/350

あんなに変だと思っていたが、もうみんなは慣れた、慣れた

どんな事でも慣れるんだなぁ。

一時間目の国語にムラサキミニスカートお化粧馬場教師が来たときには、もうすでに【あれは産まれたときから気色悪かった】んだよね的に、誰も変だと思ってない反応だ。

教科書読みの宿題が出たが、平穏に授業は終わった。

「いいかな」

コマッちゃんがメファシェハの耳元で声かけた。

「なんだ」

「……Onogur・Anna……」

は?オノ何ナー?

コマッちゃん、ぼそぼそ言うからわからんぞ。

コマッちゃんは、なんつったんさよ、メファシェハ?

「太賀氏は、まだ知らんでも良い」

「護らせてくれますね」

「それは、小松崎の言葉か?フラウロスの言葉か?」

「お好きなように」

「勝手にしなさい。私はな婆様だ。太賀氏、次は世界史だったな」

不自然に話を変えたなメファシェハ。

まあ、いいか。

今世界史は戦後やってるから、メファシェハに混乱は地名くらいしかない。

そもそも戦後だって、メファシェハのいた時代より、かなり未来だから全然知らないから。

「花文ちゃん、一緒に行こう」

「うん、今行くね」

班の女子にどっか誘われてメファシェハ教室から出てったぞ。

「メファシェハ行っちゃったな」

「あれは御花摘みだな」

コマッちゃんがコマッちゃんの口調だ。

何でも知ってるコマッちゃんに何でも知ってるフラウロスだと、どっちがどっちか、わからんくなる。

前はフラウロスは分からん言葉だったが、今は日本語バリバリだから。

笑い上戸のハッシーと、いつもの不機嫌なアンドラスだと、すぐにわかるのに。

「花咲いてたっけ?あ、水仙咲いてたな。梅もか」

「それは言わない方がいいから、黙っとけ」

「はいはい」

お、戻って来たよ。

世界史の先生が一緒かい。

さぁ、授業だ授業だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。