↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
48/350

朝がつらいのは、夜更かしのせいですね

なんか目が覚めた。

時計は6時。

右側アッくん。

左側タケッちゃん。

真ん中僕。

う〜ん。

一組の布団で団子状態だな。

枕どこだよ状態か?

何か布団の中に有るっぽい。

あのゲームの後、興奮して長々とおしゃべりして、父さん達に『いい加減に寝ろ』と怒られてから、3人並んで別な布団で話ながら寝たはずなんだが。

ごそごそ起きる。

タケッちゃんも目を開けた。

「はよ」

「はよはよ」

朝のあいさつ。

「おは」

アッくんも起きてたか。

あ〜、僕起きてるが頭が起きてない。

服着替えなきゃ。

寒い。

布団被ってその中でパジャマ脱ぐ。

ごそごそ。

んで布団の外にポイ。

タケッちゃんも同じようにごそごそしてる。

「寒いもんね」

アッくんもごそごそはじめた。

僕らの脱け殻が布団の外に重なっていくのだろうさ。

で、気がついた。

着替えどこだっけ?

「服?」

「あ〜」

「どこ」

ぼっとしたまま言う。

眠い。

布団の中でうのうの。

アッくんもうのうの。

タケッちゃんも一緒。

二度寝はヤバい二度寝は……。

どんくらいたった?

「うぅん」

カシャカシャゴーゴーうるさい。

あたたかい。

暖房ついてる?

温風ゴーゴー。

天井見えるな、僕仰向けに寝てる。

のぞきこむように父さんと伯父さん達の3人がいるぞ。

モバイルタブレット構えてカシャカシャ。

何をしてる?

あぁ、掛け布団被ってないぞ。

暖房ついた、だから暑くて蹴飛ばしたかな?

枕どこだよ?

あ、枕、ウエストんとこに違和感が。

枕、背中に敷いてる感じ?

頭が起きてない。

時計……6時30分。

「ふぁぁ」

「にゅっ」

ふたりも二度寝から起きたみたいだ。

「おはよう。朝から元気いっぱいだな」

「おはよう。朝からはりきってるな」

「おはよう。朝から奮いたってるな」

なんか、父さん達みんなうるうる涙目なんだが?

「「「は?」」」

嬉しそうな声の、父さん達に言われたが、意味解らんで、変な声が3人揃った。

そのままなんか、ぼっとしてたら父さん達にお着替えさせられた。

僕らは小さい子どもでは無いのだが?

支度終わって、洗面台前で順番に顔洗う。

「おはよう」

メファシェハが先にテーブルでご飯中。

姉ちゃんはおらんな。

絶対寝てる。

「はよ」

「おは」

「おはおは」

あいさつ。

テレビ見ながら朝ごはん。

おぉ、フレンチトーストとイチゴミルク。

モズクサラダとフランクフルト1本とウズラのゆで卵2個だ。

「「「いただき」」」

ハモった。

食う。

飲む。

食う。

飲む。

「「「ごち」そうさま」でした」

こっちはそろわんかったな。

トイレだ。

歯磨きだ。

洗顔だ。

順番だ。

で、5分ぐらいの距離に車でおでかけだ。

父さんの車の後部座席に並んで。

助手席にメファシェハ。

行き先はここ。

地域の運動場だ。

体育館もあるぞ。

僕らは地域のスポーツ少年団に入ってるんだ。

だから二重所属になっちゃうから中学は運動部でなくて文化部なんだ。

あいさつ、あいさつ。

「「「おはよう〜ございま〜す。よろしくお願いしま〜す」」」

チームメイトに……大学生以上しかおらんが、あいさつ。

僕らのやっているのは3人制のセパタクロー。

【アングイッラ・インゲーンス (Anguilla Ingens)】てチームだ。

略してTeam AIだ。

まあ、アングイッラていう食べ物屋さんの難しい漢字の名字のお兄さんが代表だ。

インゲーンスだから【巨大〜】なとか【大いなる〜】とかな意味だろな。

【巨人〜】なのかもしらんが。

僕らとメファシェハおいて父さんご帰宅。

昼前に迎えには来るって言って。

メファシェハははじめは見学だ。

体育館で準備運動。

グラウンドで走り込み。

また体育館でプラスチックの籠ボール出して来て3人でパス回しの練習だ。

高く上げる。

足のインサイドでスピード殺してトラップ。

パス。

慣れてるからこの籠ボールだと上手くいくのに、サッカーのだと、どうしてもボールが飛びすぎて、僕らはサッカーでのパスだと走り回るはめになるんだな。

パスが来る。

腿でリフティングして、スピード殺してトラップから、パス。

クルクルクルクル繰り返し。

コートが空いたから、1、2で別れてサーブの練習。

飛び上がりながら蹴りこむ。

足先でダイレクトレシーブ。

サーバー役、レシーバー役、球拾い役、ぐるぐるぐるぐる交代だ。

次はメファシェハにボール投げてもらってアタックの練習。

まあ、ずっと僕の中にいたからメファシェハはちょうどアタックしやすいところにボールを出してくれる。

んだから、飛び上がって蹴りこむ。

決まる。

気持ちいい。

次、アッくん。

決まった。

次、タケッちゃん。

やっぱり決まった。

メファシェハ、代表のアングイッラのお兄さんよりボール出し上手いんだが。

アタッカー役、レシーバー役、球拾い役、グルングルングルングルン交代で繰り返し。

汗だくで休息。

みんなスポーツドリンクがぶ飲み。

2月なのに、暑い。

「良いトレーナーになれるよ花文ちゃん」

チームメイトの大学生のお姉さん達がメファシェハに話しかけた。

「うち、ジュニアチームに女子がないから残念なんだけど、16歳なれば普通に女子チームで出られるから、花文ちゃん続けない?」

「こいつら3人が居なけりゃジュニアチーム自体無かったよ」

アングイッラのお兄さんも来た。

そんで練習再開だ。

社会人対大学生が男女混合で試合形式での練習だ。

僕らメファシェハ込みで、ぐるぐるぐるぐる交代で球拾い。

練習終わり、軽くクールダウンの運動したら解散だ。

「「「ありかとう〜ございました。さよう〜なら」」」

四人で頭を下げたさ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。