その件はいくぶん予定変更ですか?この件は隠してたわけではないんだか
帰ってから、着替え、おやつ、塾。
母さんは仕事でいないんだな。
塾から帰ると父さんが帰ってた。
「父さん、ただいま。あんね、今夜アッくんとタケッちゃんゲームしてから、泊まるんに家来たいって、良いでしょ?ごはんもお風呂も済ませて来るって」
「ゲームが。じゃ客間にパソコンと布団とおやつ用意しとこう」
「ふたりともパソコンもって来るって」
「そうか。太賀氏の布団も客間に敷こうな」
「あ、ずるい」
姉ちゃんが横から口を挟む。
「舞沙枝は女の子だからだめ」
「ねぇ、この子もいるんからさ」
姉ちゃんメファシェハを父さんの前に出す。
「この子も、女の子です」
父さん、それはババアなんだが……。
<うむ、そうだ。夫も子も孫もおったのだから祖母なのだな、私は>
メファシェハ頷く。
「じゃ、ゲームだけ一緒にしよ。ねぇ〜ッ」
「うむ」
姉ちゃんとメファシェハが頷きあってるが、一緒にゲーム?今夜はトランプとかせんぞ。
「兄貴達に電話してみるかな。うんうん」
父さんもひとりで頷いてるな。
「あ、友一兄?、今夜達二兄と……」
もう父さん伯父さんに電話してるよ。
僕は客間のテーブルにパソコンとか色々もってっとこう。
次お風呂わかしそう。
なんか僕うろうろしてんな。
「太賀氏ごはんだよ」
客間に色々運んでたら父さんに呼ばれた。
時間たつのハエぇ!
この匂いは!
ダイニングキッチンに行く。
やっぱり。
「今夜はあたし特性カレーだよ」
「肉切りと野菜切り、ディップ造りと肉と野菜とルーを炒めたのは私ぞ」
姉ちゃんとメファシェハがふんぞり返る。
姉ちゃん何かしたのか?
「舞沙枝は煮込みとアク取りをしてくれたぞ。ルーをも入れてもくれた」
そうか、メファシェハ特性のカレーなんだね。
あれ、玄関がうるさい。
「お客様だよ」
「来たぞ、今晩は」
「今晩は。舞沙枝の友達が下宿してんだって?」
父さんが連れてくるのは伯父さんふたりだ。
て事は。
「来たよ」
「ボクも」
やっぱりね、アッくんとタケッちゃんだ。
でも?8時半じゃ無いよね。
ほら、テレビ7時の番組始まったとこだし。
「カレーで良いなら晩御飯あるからって」
アッくん。
「湯冷めするからここでお風呂入れって」
タケッちゃん。
あ、お風呂!
「風呂なら入れる。私がやったからな」
働き者メファシェハがいう。
まずは、ご飯だ。
いただき。
「いつも思うけど、3人ともその体型で何処に入るのよ」
「うにゃ、ふふうにゅ……」
「食べながら話すな。きちゃない。食べてからでいい」
アッくん姉ちゃんにしかられた。
僕とタケッちゃんはひたすら食う。
牛乳飲む。
アッくんも黙って食う。
牛乳飲む。
ごち。
デザート来たー!
友一伯父さんからのココナッツプリンだ!
達二伯父さんからはアップルパイだ!
父さんからもマンゴーソルベだ!
旨、旨。
改めて、ごち。
テレビ番組途中だが、お風呂。
父さん達にまとめて放り込まれた。
いまだに僕らはこういう扱いだ。
姉ちゃん達とはちがうんだな。
歯磨きから髪の毛洗い体洗いから、全部済ませてドライヤー。
3人ともパジャマに半纏だ。
「3人とも髪の毛あげてみて。武尊はメガネとって、顕はチョッと目を大きく見開いて」
客間に向かう時に姉ちゃんに言われた。
んで、姉ちゃんとメファシェハ、父さんと伯父さんズに囲まれた。
まあ、両手でオールバックみたく髪の毛をあげてみた。
メファシェハ以外の四人が一斉にモバイルタブレットで写真とってくるんだが。
「ほぼおなじ顔だな」
メファシェハが頷く。
否定はできないな。
僕らは同い年の従兄弟同士だからな。




