個別でも、総合的にも、すごく気持ち悪いんだが
「大丈夫だったの?」
「心配したよ」
「急に倒れるんだもの」
教室に戻ったらメファシェハに、女子から質問の嵐。
「あんた、ちゃんと僕っち呼んだんだ」
コマッちゃんも巻き込まれとる。
てか、僕は【僕っち】だったか?
でだ、何か意味がわからんうちにババァ襲来。
げ!
ババァが御化粧ババァに成ってる!
顔、真っ白。
唇、真紅。
目の周り、ど紫。
頬っぺた、オレンジ色。
服が、ショッキングピンクって、何の罰ゲームだこれ?
妙に甘ったるい匂いするし。
「?日直!」
ピンク・グラニー馬場国語教師に言われるまで、日直も号令かけるの忘れてる。
「い?あ、起立、礼、お願いします、着席」
日直の裏返った声の号令から5時間目は始まった。
……シーン。
んで。
「起立、礼、ありがとございました、別れ」
日直の裏返った声の号令で5時間目は終了した。
「ギャハハハ、お腹いたいぃ!」
先ずは笑いから始まったさ。
「何あれ?何のつもり?」
「昼休みに部活の後輩に聞いてたの、ミス・ババァ、ヘンだって!あそこまでとは思わなかった!」
「あの服、あり得ない!ピンク!ミニ!アミタイ!デコルテバーン!って、色んな意味であり得ない!」
「足なんか極太ボンレスハム!」
「顔、塗り絵よ、塗り絵!」
休み時間は大混乱。
何か1組2組の奴等も混じっとるし。
昼休みのコトなんか皆の頭から消えてるよね。
「昼休みどったん?」
人だかり中心点に成らなかったメファシェハに聞く。
「太賀氏の危機が見えたでな。小松崎と芝居した」
「貧血、保健委員の細井みらい(コマイミライ)が運べなくてな」
コマッちゃんが続ける。
保健委員の細井みらいさん……どっちかっていうと、運ぶ委員より運ばれる木乃伊だよな。
「小松崎に保健室に、と抜け出した」
「で召喚された」
それでお姫様抱っこか。
「廊下でババァ視た!3組授業どうだった」
突然ハッシー来訪。
カラスはすでにイナイ。
けど、おでこにキャラクターのデカイ絆創膏。
「すごく淡々とした授業だった」
「そっか」
「てか、ハッシーそのおでこに何?」
聞いてみた。
「何かさ、通りながら手洗い場の鏡みたら、星形蓄光タトゥー貼ってるみたく成ってるから、隠した」
「ふーん、そなんだ。カラスは?」
「今はどこか飛んでんだろ。実はしばらく取れなくて、【涙ぐましい目立とうの精神だな面白い事は無いが】とか、じいさん先生に嫌みいわれて、皆にはモデルにされて散々」
「ハッシーがモデル!」
「カラスが」
チャイムでハッシー他1組2組勢退場。




