嫌いじゃないけど、嫌いじゃないけど、苦手かもしれん、てか、苦手か
6時間目の地理だが、世界地理でメファシェハが大混乱。
僕は知らんが、メファシェハは知っとる事があるんだが、それが正解と違いすぎ。
世界史で戸惑って、英語で混乱して、世界地理で大混乱。
まあね、今の人でなく過去の人が僕に転生してるんだもんね。
時代が変わったから地名が変わったのがわかんなかったりな。
僕が国名知ってて、地域名しらんのなんか、メファシェハの答える地域名ほぼ外れ。
僕が知ってれば当たるけどな。
特にさぁ、それ世界史でね?感じのはダメダメ。
『北ヴィンランドの最北部は何国だか知ってるか?』て、問題に。
僕分からんかった。
メファシェハ『lapland』だった。
正解は後ろの女子野田さんが答えた『マルクランド』なんだって。
で、刷戸陸先生。
「ラップランドは北フィンランドだな。向こうの日本人学校でやんなかったか?」
刷戸教師が脱線。
「少しヴィンランド大陸の復習いくよ。世界史混じっちゃうけど。日本の木材の輸入量一番多いこのくには、西暦992年にデンマーク人のフレイ・エリクソンにより旧大陸に伝えられた新大陸北ヴィンランド大陸の最北部マルクランドです。日本語に訳すと、その後ろ細井さん」
「はい、森の国です」
先生がおっきい扇形を2つ上下に板書。
上の扇形の上の方に森国・マルクランドて書く。
「あたり。では、その南にあるのは、後ろ、高橋さん答えて」
「えぇと、USVです」
「はい、正解。このUSV、この前日本の何の50%を超えてるって習ったかな、一番後ろの輪島さん」
「貿易額です、あ、輸出額と食料輸入」
「輪島さん完璧。そう日本の最大の貿易輸出入先USVが有ります。約さないと何て言う?じゃ前に来て男子の方の中野くん」
ギャー!僕かい!
「ヴィンランド合衆国。草原の国」
「惜しいな中野くん。それ日本語。後ろ行って小松崎くん」
「United States Vinland」
コマッちゃん棒。
発言が棒読み。
先生、板書した上の扇形のまん中に草国・ヴィンランドて書く。
「はい、正解。じゃ、この南にあるのはなんだ、吉川くん」
「USH合衆国です」
「吉川くん、要らないの付いたな。合衆国重なり。これも約さないて言うと矢部くん」
「ユナイテッド・ステイツ・ヘルランド」
「正解。この3つの国は兄弟国と呼ばれてるね。で日本語でヘルランドは何て言うかな弘田くん」
「ヘルランド合衆国。で、石の国?」
先生草国の下に石国・ヘルランドて板書。
「自信もって当たりだから。じゃこのヘルランドから日本が輸入してる品物で多いの3つは、廊下側行って、一番前からで須長さん」
「石炭と食料と……海産物?」
「須長さん惜しいな。じゃ後ろ行って今野さん」
「燃料と食料と……石灰岩?」
「はい正解。じゃあ、次は南ヴィンランド大陸の復習にいくよ。ここの……」
「……太賀氏、この科目苦手か?」
同じ教科書覗きながらメファシェハが聞いてきた。
「そう。世界史、世界地理まるごとダメダメ」
メファシェハがため息。
「でも姉ちゃんに教えてもらえば、今まで平均点はとれたから」
メファシェハが、あきれた感じで首を振った。
あ、チャイムだ。
やっと6時間目終わる。
掃除だ、帰りの学活だ、部活だ。




