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歯車都市クロノギア 〜管理された世界で“自由”に目覚めた俺は、世界の外側を壊す〜  作者: HATENA 
第3章:世界の核

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第14話「結末」

「壊す」


その一言が、すべてを決めた。


次の瞬間。


世界が軋む。


ギギギ、と歯車が狂い始める。


完全だった噛み合わせが崩れ、ひとつ、またひとつと連動が外れていく。


「……選んだか」


設計者の声が響く。


だが、その声に焦りはなかった。


「後悔するぞ」


レイは首を振る。


「するだろうな」


正直な答えだった。


「でも、それでいい」


周囲の歯車が次々と停止していく。


時間が歪む。


空間が崩れる。


「完璧な世界なんて」


レイは言う。


「つまらなすぎる」


その瞬間。


中枢が、完全に停止した。


すべての歯車が止まる。


そして——


崩壊が始まる。


光が弾ける。


構造が砕ける。


世界が、終わっていく。


設計者の姿も、ゆっくりと消えていく。


「……それが、お前の選択か」


最後の言葉。


レイは答えない。


ただ、前を見ていた。


すべてが消えていく中で。


静かに、立っていた。

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