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歯車都市クロノギア 〜管理された世界で“自由”に目覚めた俺は、世界の外側を壊す〜  作者: HATENA 
第3章:世界の核

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第12話「設計者」

レイは、その中枢へと引き込まれる。


気づけば、そこに立っていた。


巨大な歯車の中心。


その前に——


一人の男がいる。


「ようこそ」


静かな声。


「ここが世界の中心だ」


レイは睨む。


「お前が……」


「設計者か」


男は微笑む。


「そうだ」


「この世界を作った」


レイの拳が震える。


「ふざけんな」


「人を歯車にしやがって」


男は否定しない。


「必要だったんだ」


「完全な世界には」


「不完全な人間は不要だ」


レイは言う。


「……じゃあ俺は何だ」


男は答える。


「誤差だ」


静寂。


レイは笑う。


「なら」


「その誤差で壊してやるよ」

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