表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/45

第17-2話 俺たちはチームだ

控え席で天塚は目を覚ました。

「ここは…、あれ?試合は?」

駒場が答える。

「終わったよ、江留ちゃんの時間切れで入間選手の勝ちだ」

「そう、だよね…」

天塚の目から涙が溢れる。

「ゴメンね、本当はもっと頑張れたかもしれないのに、自分のコマ達を自分で壊さなくちゃいけないのが可哀想で…」

「コマ達が苦しそうにしていたのに私何もしてあげられなくて…」

「本当にゴメンね、大事な決勝戦なのにこんな調子で…」

試合に負けた悔しさと申し訳なさから、天塚は顔を上げることが出来ずにいた。


「そんなに自分を責めんなよ!」

駒場が天塚を慰める。

「ここまでこれたのだって、1回戦で江留ちゃんが勝ってくれたおかげだぜ?」

「そもそも天塚先輩がコマバトに加入してくれなかったら、大会に出られていないはずので!」

「ああいう闘い方の相手もいる、ああいう負け方もある、それが知れただけ十分じゃないか」

「俺達はチームだ、後は安心して試合観戦でもしてな!」

「…ありがとう、皆…」


駒場が試合場に向かう。

天塚の涙に報いてやりたい、そういった覚悟が表情から感じとれた。

菜蔵が後ろから声援を送る。

「頑張れよ駒場ー!天塚ちゃんの笑顔のために!」

「ちょっと菜蔵くん!そういうのいいから」

試合場では対戦相手の影山詩織が読書をして対戦相手を待ち構えていた。


(第17-2話 終)

この作品、全力で書いています。

「面白かった」と思っていただけたなら、ブックマーク・ポイント・コメントのどれか一つだけでも押していただけると、執筆の大きな原動力になります。

皆さんの反応が、次の話を書く燃料です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ